No.00000021

ブルー・リポート(創作)



(T)A.D.2004/xx/xx
(C)(2004)/xx/xx
タイマニック2号ブルー



元の次元(タイマニック次元)と能力増強


 元の次元の地球では、約半年間でワープス星人の撃退に成功し、今後の防衛策を立案している時だった。その一環として、私達タイマニックの「ワープ能力の強化」を行い、マシーンとの合体なしでも、単独でワープが可能となった。次元ホールに落ち込んだのはその直後の事であった。





謎のサイボーグ出現


 ワープス星人の侵攻を食い止めてからのち、私、タイマニックは研究所に戻ろうとしていた。都心の超高層ビルディングの上空にさしかかった時、私の受信装置が奇妙な電波をとらえた。

 奇妙な電波は徐々に強くなり近づいてきたのだ。それは352.453メガヘルツの周波数で、その電波が最大に強くなったとき、なにものかが空のかなたから近づいてきたのである。なんという事であろう。タイマニックを限りなく人間化したような奇怪なサイボーグだった。一瞬、ワープス星人の送ってきたアンドロイドだと思い警戒したが、味方である事をテレパシーによって確認し、互いの事情や状況を語りあった。

サイボーグは別次元から来てしまった私をメガロポリス中央情報局へ案内した。

 メガロポリス中央情報局では、レッドギャラクシー星に私を派遣し、レッドギャラクシー星の科学技術にタイマニックのワープ能力を導入し新たなサイボーグの開発を進める事になった。元の次元に戻れない事を理解した私は、平和を願うサイボーグとともに侵略者撃退の計画を強力におし進める事に合意した。

これをメガロポリス中央情報局はビクトリー計画と名づけ、略称を「V計画」とした。

















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