No.00000400
サイボーグ研究所
MICROMAN PROTO
TYPE HEAD Ver.(外箱)
SPECTRE MX RAYS IRRADIATION
MISSION
M-115 BEN
M-125 MORGUN
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地球に降り立ったM101ジョージら4人のミクロマン。彼らは自分達が蘇った状況から、ミクロマンを水晶体から蘇生させる特殊光線スペクトルMX光線を発見する。だが、その光線はある一定の周波数帯にのみ反応するものであった。M104ジョンはその最適周波数を探る為、小規模な実験を日夜繰り返す。光線は日本の一部をカバーできる程度の出力にすぎない。だが、その実験の過程、周波数352.453メガヘルツでスペクトルMXを発射した時にそれは起こった。
「・・・ピピッM115蘇生しました」
やった!反応があった。4人のよろこぶミクロマンたち。
「ピピッM125蘇生しました」なんと2人目も蘇った。
この結果を元に彼らは計画を立てた。現在建造中のタワー基地を完成させて、スペクトルMX光線を増幅。基地のテレパネットからさらに地球上空のバンアレン帯を回る大水晶体に反射させて、全世界に送ろうというものであった。
だが、光線をテレパネットから正確に大水晶体に当てるためには、タワー基地に搭載された
コンピューターでは照準の微調整が困難だった。それを聞いたM115ベンは決心した。
「僕がタワー基地と一体化すれば解決する。僕の頭脳を使ってくれ。僕がM115と言う事は少なくとも僕の前に同じ身体を持った仲間がいるってことだろ?」
ジョージは苦悩の末決断した。ベンの頭脳を生体コンピュータとしてタワー基地に組み込んで計画は実行に移された。いよいよスペクトルMX光線を発射して仲間を呼ぶ時が来た。タワー基地のオペレーションルームでM125モーガンがスイッチを入れる。基地のエンジンと生体コンピューターがうなりを上げた。5・4・3・2・1発射!遂に全世界に向けて光線が発射された。
「ピピピッこちらM115ブレストに反応した者は応答せよ。周波数352.453メガヘルツ・・・」
「・・・ピピッM201蘇生しました」
各地から続々と応答が進む。
「M111・・・M124・・・」
そしてタワー基地は正式にM115と呼ばれる事になったのである。
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