@集光子装置(対象:装着者)
(G集光子装置(対象:任意装置))
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大水晶体から、または直接1/1000ルクスまでの光(光子352.453MHzのみ)を吸収し、我々の身体が必要とするエネルギー(酸素、各種タンパク質等)に変換し、皮膚を透過し各内臓器官に供給・除去している。この変換にはFの分子分解・結合装置も連動していると思われる。その為、光のある環境では酸欠・餓死は無く、光の無い環境であれば呼吸・飲食が必要となる。このシステムが生命維持機能であり寿命を左右するものではない。種の保存の意味でいえば、カプセルがその役目を果たしている。また、エネルギーをチャージ(蓄積)する事もできる。この装置のもう一つの機能としてチャージしたエネルギーをブレスト装着者の接触している装置(各種機動機種)へのエネルギーの供給も行える。
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A身体コーティング睡眠
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本来はカプセルにセットされている間の状態で、ブレストより発生する何らかの物質により全身をコーティングさせ身体と体内時計を凍結する、いわば冷凍睡眠モードである。但し、カプセル外では任意に行うことができ意識もある。これは、カモフラージュ等に使用される場合が多い。
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B重・圧力の制御
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この能力は、脳が意識してからブレストが反応し作用するようである。地球人類が水中に潜るときに意識して息を止めるような具合で、意識することにより、ブレストから我々では観測することの出来ない何らかの物質を放出し身体を包み込み、"それ"により身体を重力の作用の外に置いて重力に対抗しているとも推測できるし、"それ"により重力に対抗できる加速を得ているとも推測される。圧力に対しても同様で、"それ"により外圧に対抗しているものと推測される。更に"それ"を応用すると対象物への干渉も可能で、重力・圧力を制御し対象物を縮小(ミクロ化)することができる。これは、重力縮退(核融合)を起こさせ可能としている。そのサイズは理論上、自在でこれに伴う発生エネルギーは"それ"により押さえ込まれている。当然ながら体積は減るものの質量は変化しない。そこで重力の加減速能力で縮尺に見合うよう加速度の加減を調整し固定する。そうすることで重量物の移動に利用する。これには、光子エネルギーを大量消費するために複数名で行うのが一般的だ。これを行った場合は必ず復元する必要がある。
また、生物への使用も可能だが内包エネルギーによる爆縮の危険が伴う生物が放置される可能性がある為タブーとされている。今までの記述で"それ"という表現をしてきたが、この縮小という行為を行うと重力縮退による放出エネルギーが押さえ込まれる際に、発光現象が起こる。"それ"が唯一目に見える現象で、この現象から"それ"を便宜上"ミクロ・ブレスト光線"とよぶ。これらについては、今後の研究に期待する部分が大である。
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C五感外認識制御
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これに関しては完全な調査不足である。発生の概要、理論等、全く不明な点ばかりであり、何一つ解明にいたっていない。しかし、この現象を起こす為には練度が必要という事は、体感をもって理解できている。特に救助・救援の要請の感覚には敏感に反応するようである。これらも今後の研究に頼らざるを得ない。
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Dブレスト種別付加機能
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当初、ジョージらの報告書から色により能力差を表現していたが、調査により型による能力差が確認された。これらは4種に分類されている。更に体内内蔵タイプのブレストにも特色があると思われるが着脱不可能な為テストができず現在は不明である。更なる調査が必要である。
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E神経伝達制御装置
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B、C、Dの能力実現の為の補助装置で光子による高速伝達を可能としている。この為、超常的な動作・認知等が容易に行える。
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F分子分解・結合装置
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この能力は、カプセル機能の活動支援ツール作成装置の小型版で携帯装備の結合・分解を行うもので登録されている装備を実体化できる。登録には一度分解することで行える。カプセルと違いデータ容量が少なく小型の物のみの登録しかできない。但し、初期状態で登録されていた物は全てが巨大で当初はミクロ化して利用していた。今に至ってはデータのみを利用し我々サイズの装備を登録している。
しかし、今後この装置は兵器としての運用を期待されていて研究が進めば近い将来、分子分解兵器として実用化されるであろう。
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