No.00002200
トム・リポート 10(創作)
サイボーグ・ロボット開発チーム
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(M)A.D.1975/10/xx
(C)A.D.2002/10/xx 海底都市ネオ・ノーチラス サイボーグ研究所 所属 ビクトリー計画
サイボーグ・ロボット開発チーム
サポート M-109X トム
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ミクロ円盤UFO完成後、更に遅れていた「サイボーグ・ロボット」開発チームへと転属となった。
既に最終試作型ロボットマンがテストを完了。ネオ・ノーチラスにて保管されることとなった。この段階で名称も変更されていて「ロボットマン」となっていた。コナー、ケン、キム、更に遅れて増員されたカリーにより稼動テストを行っていた。
私の任務は研究室内でコナーの助手として通信・データ整理等のサポートであった。他の3名はロボットマンに付きっきりで専用装備のヘルメット・ダッシュウィングを駆使し警戒と検証に当たっている。テスト結果も良好で既に万全と言えた。
人員体制が強化された事もあり、この間に今後の個人的研究の為にカリーのカプセルのDNAデータのバックアップを手に入れる事もできた。
ひとつ気になる事もあった。ハンドバズーカはどうしたものか。ロボットマンの護衛用ということであったのだが未だ配備されてこない。問題が発生したとしか思えない。先月末にはミクロ円盤UFOのアトムカノンと光子爆弾は量産機に艤装もすんでいた。何があったのだろう。そんな事を考える余裕もできていた。遅れも取り戻すことができていた。
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