No.00002900

トム・リポートU 2(創作)

ミニ・ロボットマン完成報告



(M)A.D.1976/7/xx
(C)A.D.2003/7/xx
秘密基地アースステーション建造チーム
M-109X トム


 秘密基地「アースステーション」内に、先行して最優先で建造された「ロボット製造プラント」の完成から3ヶ月。ついに「ミニ・ロボットマン」3機種が完成した。同時にM-113ボビーにより兵装も2種完成した。しかし、彼らには敢えて個別の名称は付けなかった。「ミクロマンでは無くロボットである」事を印象付ける為である。





ミニ・ロボットマン


R-511 赤 前線支援タイプ(戦闘・兵力)
最前線にてミクロマンと共に格闘・砲撃戦と実戦に特化した機体として仕上げてある。陸海空宙どこにおいても能力を発揮できる。

R-512 青 後方支援タイプ(情報分析・指揮サポート)
後方にて支援部隊の情報収集・連絡・作戦立案等の参謀的能力を強化してある。危険度の高い戦場では遠隔指示で指揮官代理としても活動できる。

R-513 緑 潜伏偵察タイプ(情報収集・スパイ活動)
先行して偵察活動、情報収集を行えるよう強化されている。開発当初はMCIAも存在していなかった為に開発された。スパイマジシャン合流後はスパイ技術のデータ入力を依頼し完成した。


※「R-51X」はIDナンバーではなく機体種別である。量産後も全ての機体がこのナンバーとなる。他の仕様が開発された場合はR-514〜と続く。





 「カプセル・システム」にも装填されず、「ブレスト・システム」だけで40億年の時を生き抜き、更には自らをサイボーグ化してここに現われたタイタンらの優れたサイボーグ技術により、解析不可能とされていた「ブレスト・システム」も一部解析が進み、「分子分解・結合装置」の製造が可能となった。そこで今回は「ミニ・ロボットマン」にこれを搭載し、その「ブレスト・システム・L1」に兵装2種を登録する事となった。これにより我々ミクロマンと同様の能力を内蔵したロボットになったと言える。

 この「ブレスト・システム・L1」は今後、現在稼働中の「ロボットマン」にも搭載を予定し、兵装の換装を瞬時に行えるようにするようである。














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