No.00008000 MICROMAN　MOOK ミクロマン（ビルド基地カタログ） 地球を守る正義の新戦力　ポリスキーパー登場 １．今から何億年も昔、地球より３万光年のかなたに、高度文明の星《ミクロアース》があった。しかし、突然謎の大爆発を起して、銀河系宇宙より消滅してしまった。しかし、ミクロマン達は水晶体の中に眠りながら、宇宙をさまよい、太陽からの光子と宇宙線により突然蘇った。やがて地球へと降りたったミクロマンはスペクトルMXを発射し、仲間を蘇らせ、地球にユートピアを建設するために、力を合わせる事にした。 ２．ミクロマンは、地球の子供達と手を結び、地球征服を狙うアクロイヤーと戦いながら、ユートピア建設計画を進めていった。さらに、自分達の過去とアクロイヤーの秘密をさぐるため、古代遺跡の調査をしているときに、新しいミクロマンが誕生したのである。イースター島のモアイから、エジプトのツタンカーメンの棺の石から、また東北地方の遮光器土偶から、そして自由の女神像の中から、つぎつぎと誕生した。 ３．タイタンが住む、《タイタン星》でも地質調査中に発見した、青白いガスを発生する鉄分子の多い岩盤の中から新しい仲間タイタンコマンドが誕生したのである。地球ではアクロイヤーの動きが日増しに激しくなっていた。その情報を知ったタイタンコマンドはさっそく地球へ応援に向った。こうして、ミクロマンコマンドや、ほかのミクロマンとともに、地球を、アクロイヤーから守る事を誓いあった。 ４．公害によって汚染された海底で生まれたアクロイヤーは、つぎつぎに新しい仲間を加え、地球にアクロトピア（アクロイヤーのユートピア）を建設するために、地球征服計画を着々と実行していった。この計画を成功させるには、まず、ミクロマンを撃滅しなければならない。そこで総統アクロイヤーを中心に、アクロイヤー軍団を組織して、ミクロマンを撃滅すべく、その作戦を開始したのである。 ５．いっぽう、地球から70光年のかなたのおうし座にあるアルデバラン星では、星の冷却化のため、滅亡の危機にひんしていた。そこでアーデン（アルデバラン星人）は地球を第２の母星とするための侵略計画を立て、同じ目的を持つ地球のアクロイヤーを利用して、その計画を実行しようとした。しかし、ミクロマンのために計画は思うように進まず、ごうをにやしたアーデンは陣頭指揮をとるべく地球へとやってきた・・・ ６．そんな時、木星付近に謎の彗星が突如現われ、その輝きを増しながら、地球へと近づきつつあった。この新彗星をいち早くキャッチしたミクロマンは世界中の仲間に知らせ、ミクロ彗星と名づけた。ここから微弱なαＨ7反応が発進（発信の誤植）されているのをキャッチしたミクロマンは秒速400Kmの速度で地球に近づくミクロ彗星の調査をすることを決定した。こうして調査隊を乗せた移動基地は彗星へ向った。 1