No.00008100

テレビマガジンカラーブック2

決定版
 ミクロマン大図鑑

これ1冊でミクロマンのすべてがわかる!


ねだん 210円

小さな戦士ミクロマンせいぞろい!

 正義のためにたたかう小さな巨人、ミクロマン。この地球に、目にみえない魔の手がのびるとき、ミクロの世界からとびだして、悪とたたかうぼくらの戦士だ。
 小さなからだにひめられた、あふれる勇気と正義感。かたい友情にむすばれたミクロマンのなかまは、すぐれた超能力とチームワークで、地球をねらう悪の軍団にたちむかう。ミクロアースをうしなったミクロマンにとって、地球は第二のふるさとだ。そして、人類は、ミクロマンの新しい友だちだ。緑の自然をもつ美しい星、地球の平和をねがって、ミクロマンたちは、きょうもたたかいつづける。
 たのむぞ、正義の戦士ミクロマン!

スパイマジシャンのダニー フードマンのヘルマン
ツタンカーメンのミクロマンコマンド スミス しゃこう器土偶のミクロマンコマンド タツヤ
UFOタイタンのイカルス レディコマンドのアイ
タイタンコマンドのエイミス モアイのミクロマンコマンド エリック
タイタンスペースナイトのアンタレス フードマンのルドルフとレーゲンス
ミクロマンポリスキーパーのアーノルド スパイマジシャンのハドソン

みしらぬ星からやってきた,ミクロマンはぼくらのなかま!


















1








ミクロマンたんじょうのひみつ



 ミクロマンのふるさとは、今から何億年も前、なぞの大爆発をおこしてぜんめつしてしまった星、ミクロアースだ。ミクロアースは、地球から約三万光年はなれた銀河系の中心にあって、高度な科学力をほこっていた。


 ミクロマンは、大爆発のときにできた水晶体の核となり、宇宙をさまよいつづけた。やがて、四つの水晶体の中で四人のミクロマンがよみがえり、地球の引力にひきよせられていった。


 ぶじに地球におりたった四人のミクロマンは、ミクロアースによくにた自然のこの星にすむことにした。しかし、ミクロアースにくらべて、すべてが巨大な地球をしらべるためには、乗り物や武器が必要だった。そこで四人は、強力な光子エネルギーをブレストにチャージし、そのエネルギーと地球にあった機械で、高性能のメカをつくりだした。


 四人のミクロマンは、なかまを水晶体からよみがえらせることのできる、スペクトルMX光線を発見した。タワー基地が建設され、全世界と宇宙にいるなかまによびかけるため、スペクトルMX光線が発射された。


 いっぽう、雪と氷と砂でできた、土星の輪の中でよみがえったミクロマンのなかま、タイタンがいた。タイタンは、土星の引力にひきこまれないように、自分たちのからだをサイボーグに改造し、磁力そうちをとりつけた。そして、土星をまわる衛星の中でただ一つ大気のあるタイタン星にすみ、そこに基地を建設することにした。そんなとき、地球からのスペクトルMX光線をキャッチしたのだ。タイタンは、ミクロマンと力をあわせて、ミクロマンのユートピアをつくるため、地球へとむかった。


 さらに、スパイマジシャンという、ミクロマンのなかまがあらわれた。スパイマジシャンは、超能力をだせるステッキとリングをもち、スパイ訓練をしたり、情報をあつめていた。そして、アクロイヤーという敵が地球せいふくをくわだてていることをしらせた。タイタンのなかま、UFOタイタンとレーシングタイタンもおうえんにきた。



きょうふのアクロイヤー軍団出現!



 公害によごれ、ヘドロのたまった海底にしずんでいた水晶体。その水晶体は、ヘドロやPCBにすっかりおかされ、その中にいたミクロマンは変形し、ロボット化されてよみがえった。それがアクロイヤーだ。


 ヘドロやPCBのために、頭脳も変化してしまったアクロイヤーは、地球を自分たちの星だとおもいこみ、人類をぜんめつさせて、地球を自分たちのものにしようとあばれはじめた。


 アクロイヤーたちの前にとつぜんあらわれたのは、群団結成をたくらむ総統アクロイヤーであった。総統は、強力な超能力でアクロイヤーたちをしたがえ、地球せいふくのための、おそるべき軍団をつくりあげたのだ。そして、まず、人類にみかたし、地球全体に勢力をのばしているミクロマンをげきめつする作戦をたてたのである。


10 アクロイヤーのからだはミクロマンと同じであるはずなのに、アクロイヤーには、大きくなったり小さくなったりする能力がある。そのひみつをさぐるため、ミクロマンは古代いせきをしらべることにし、イースター島にやってきた。イースター島には、モアイという巨石像があるのだそのモアイの一つに、なにかの核のようなものがあるのがみつかった。


11 ミクロマンは、そのモアイにむけて、強力な電波を発射した。モアイは、青白い光を発して、とつぜん爆発した。そして、人間くらいの大きさのミクロマンコマンドがたんじょうした。しかし、太陽の光があたると、みるみるうちに小さくなり、ふつうのミクロマンと同じ大きさになった。ミクロマンコマンドは、αH7という元素によって、大きさが変化したのだ。

12 土星の衛星、タイタン星では、岩の中から、青白いガスとともに、タイタンコマンドがあらわれた。タイタンコマンドは、超性能のマシーンと合体して、地球のなかまのもとへかけつけた。こうして、αH7のひみつをさぐり、アクロイヤー軍団とたたかうため、ミクロマンコマンドとタイタンコマンドの力を結集した、コマンド部隊ができた。




2








まけるなミクロマン地球を守れ



13 総統アクロイヤーの指揮のもとに、アクロイヤー軍団は、おそるべき作戦を開始した。強力な破壊力をもつ兵器ロボット、ジャイアントアクロイヤーとメカアクロイヤーを大都会におくりこみ、ビルや道路をこわして、大混乱をまきおこした。つぎつぎと町をおそって、ミクロマンをさそいだし、いっきにたたきつぶそうというのだ。町は火の海になり、人々はきょうふのどん底においこまれた。


14 ミクロマンたちは、アクロイヤー軍団に必死でたちむかった。はげしいたたかいの火花によって、なかまがつぎつぎとよみがえった。しゃこう器土偶の中からは新しいミクロマンコマンドが、自由の女神像の中からは、レディコマンドが・・・。


15 あたしいコマンドの知識と力をかりて、ミクロマンたちは、超性能の新兵器をつくりあげた。形がかわる移動基地サーベイヤーだ。アクロイヤーとの決戦にそなえて、一人一人もっている力をあわせるのだ。


16 これまでのたたかいにかつやくしてきたロボットマンよりもパワーアップした、ロボットマシーンZもつくられた。ロボットマシーンZは、ミクロマンがのりこまなくてもたたかうことができる合体メカだ。たたかう場所や方法によってパーツをくみかえ、タンクに変形できるので、どんな地形でもへいきだ。タンクには、高性能の光波カノン砲があるので、むかうところ敵なしだ。新しいメカがそろい、アクロイヤー軍団との決戦のためになかまが結集し、いよいよ戦闘じゅんびかんりょうだ。
 アクロイヤーも、すべての戦力をあつめて、ミクロマンをたたきつぶそうとしていた。


17 このころ、宇宙を旅するミクロ星人の宇宙船ノア号が地球のミクロマンの危機をキャッチした。ノア号にのりこんでいたのは、フードマンたちだ。フードマンは、ミクロマンよりもからだが小さく、とくしゅなフードをかぶっていた。地球のなかまの危機をしったフードマンも、地球へやってきた。新しい基地や兵器が、フードマンの協力でつぎつぎとつくりだされた。


18 ついに、アクロイヤー軍団との決戦の火ぶたがきっておとされた。地球せいふくをたくらむ悪の軍団は、強力な兵器やロボットでこうげきしてきたが、ミクロマンは力をあわせてアクロイヤーとたたかった。


19 ミクロマンの第二のふるさと、地球。その美しい緑と、人類の平和をまもるために、ミクロマンたちは、あくろいやーとたたかいつづけるのだ。
 たのむぞ、ぼくらのなかま、ミクロマン!




















3








これがミクロマンの超メカだ!


 身長わずか十センチのミクロマンには、人間の科学ではわからない、ふしぎな力がある。
 ミクロマンはサイボーグではないが、からだの中はまるでメカのようだ。ミクロアースで移植された金属質の人工細胞が、ミクロアース大爆発のとき、αH7と結合して、メカのような形になったのである。この細胞には、生命をたもつ機能があるため、何十億年という長い間、宇宙をさまよっていたミクロマンもよみがえったのだ。



@ 頭脳 いろいろな知識がぎっしりつめこまれている。
A 光子アイ どんなに遠くても、小さくてもよくみえる。
B テレパシー増幅そうち テレパシーを十倍にする。
C 集光子そうち 光子エネルギーをチャージする。
D 有毒ガスフィルター 毒ガスの中でも活動できる。
E パンチ倍力そうち パンチ力を数十倍にたかめる。
F 光子エネルギー心臓 光子エネルギーでうごいている。
G ESP感応器 超能力のはたらきを数倍につよめる。
H 加速そうち 人間の目にとまらない速さでうごける。
I 反重力そうち 空中で静止することができる。
J ボディバランサー からだのバランスをたもつ。
K キック倍力そうち キック力を数十倍にたかめる。
L ナーブ制御そうち 反射神経をコントロールする。
M 超重力シューズ 重力のないところでもあるける。

 ●強力なパンチをくりだす、パンチ倍力そうち。
 9●超スピードでうごける,加速そうち
12●ジャンプ力も強くなる,キック倍力そうち。
13●人間の反射神経の数十倍ではたらくナーブ制御そうち。
14●宇宙空間でもへいきな,超重力シューズ。

●からだは小さくても,力はばつぐんのミクロマン。強さのひみつは,この超メカだ。

ミクロマンの6大超能力


 ミクロマンは、それぞれ形はちがっているが、能力はほとんどかわらない。よみがえったときの場所によって、光子の強さ、温度・重力などのちがいがあったために、すこしずつ形がかわっただけだ。ミクロマンの強さのひみつは、みんな同じだ。


@ 重力コントロール 自由に空をとんだり、とまったりできる。
A テレポーテーション 一しゅんのうちにほかの場所にいける。
B 超加速アクション しゅんかん的に超スピードでうごける。
C キューピッド心理現象 だれとでも、すぐに友だちになれる。
D テレパシー なかまとはなすとき、テレパシーをつかう。
E 光子力パワー 光子エネルギーからうまれるパワー。

重力コントロール ●空中でとまっても、おちたりしないぞ!
テレポーテーション ●念力で自分のからだをうごかす。
超加速アクション ●たたかいのとき,ミクロマンがみせる,すばやいうごきのひみつは,この超加速アクションでうごくからだ。
キューピッド心理現象 ●きれいな心の人なら,みんなミクロマンの友だちだ。
テレパシー ●遠くはなれていても,連絡がとれる。
光子力パワー ●ミクロマンの超能力のもととなる力だ。




4







ミクロマンの超メカ基地


 ミクロマンの基地は、平和をまもる正義のとりでだ。アクロイヤーやアーデンのうごきをキャッチし、作戦をたててたたかいにそなえてる。ここから出撃したり、敵をむかえうったりする。悪の軍団のしんりゃくをよせつけない超性能メカがぎっしりだ。
サーベイヤー3 ●サーベイヤーは、必要におうじて三つの形に変形できる、合体メカの移動基地だ。
サーベイヤー2
サーベイヤー1
タイタンコマンド基地 タイタン星にある。
ビルドベース基地 ビルドベース基地では、コンピューターをつかって、いろいろな情報やデータをあつめたりしらべたりして、作戦をねる。
移動基地 敵のうごきをていさつする。
ロードステーション基地 ●いろいろな訓練をする,せつびがある。
タワー基地 ●スペクトルMX光線を発射する。
指令基地 ●ここから指令をだす。


ミクロマンの超性能マシーン


ミクロマンの超科学がうみだしたマシーンがずらりそろったぞ。大地をはしり,空をとび,海にもぐる。はげしいたたかいにもびくともしない超メカだ。光子エネルギーでうごき,スピードとパワーをほこるマシーンは,ミクロマンの超能力とあわせて,地球をまもる強いみかただ!

コスモポルシェ
コスモカウンタック
レーシングバギー
タイレルマシン
アースジェッター
ツインレーサー
ジャイロパンサー
ジェットミラー
レーシングウルフ
マリンコンドル
シースパイダー
ドラグタイガー
ビルドカノン
ビルドクレーン
ビルドランサー
ロボットマシーンZ ●ロボットマシーンZがパーツと合体して、タンクになったぞ。
ロボットマン
メカロイドV




5







あくまの戦士アーデン大登場!

 アクロイヤーと手をつないで、地球しんりゃくを開始したアーデン。アーデンは、自分たちの星、アーデン星があと三年で爆発してしまうため、地球を第二の母星にしようと計画をたてたのだ。そのために、アクロイヤーを利用して、ミクロマンと人類をほろぼそうとたくらんだ。超戦闘ロボで宇宙船でもあるアーデンロボにのりこんで地球にやってきたアーデンは、アクロイヤーをしたがえて、ミクロマンをたおそうと、さらにはげしいこうげきをしかけようとしているのだ。

●悪の軍団は、おれにまかせろ!アクロイヤーをしたがえ、地球しんりゃくの大号令をかける、あくまの戦士アーデン!

アーデン
総統アクロイヤー
アクロイヤー2
アクロイヤー1


ロボット軍団きょうふのメカニズム


超空間を飛行するアーデンロボ。

 アーデンがつくりだしたアーデンロボは、悪のメカをあますところなくいかしてつくられた、戦闘用のロボットだ。宇宙空間を自由に移動し、しんりゃくのためのおそるべき兵器をそなえている。アーデンがアクロイヤーと手をむすぶことによって、アーデンロボは、ジャイアントアクロイヤー・メカアクロイヤーとともに、悪のロボット軍団の強力なメンバーになった。

●アーデンロボ
●ジャイアントアクロイヤー
●メカアクロイヤー
宇宙のしんりゃく者、アーデンのメカ

@頭脳 悪の知識と知恵がいっぱい。
Aマッドセンサー 妨害電波もうけつけずにとおりぬけ、さがしているものは、かならずみつけだす。
BESP増幅器 超能力を強くするそうち。
Cブレストボンバー 超小型すい星を胸から発射する。破壊力はすさまじく、アーデン最大の武器だ。
D重力バランサー 重力のないところでもうごける。
Eマッドダークネス発生器 半径1キロを暗黒の世界にする。この中にはいると、脳やメカがくるってしまう。
Fバリアークロス どんな物質もエネルギーにかえて、すいとってしまう。飛行ウイングにもなる。
Gキック増力器 キック力を数倍にするそうち。









6








ミクロマンの未来都市

●ミクロマンの未来都市は、ミクロ化した人間とミクロマンがなかよく生活する、平和でゆたかな国だ。

いまはつかわれていない羽田空港
記念公園(もと霞ヶ関ビル)
オフィスビル 病院
住宅地 地下送風ファン
中央情報センター
交通博物館 ゴミ処理場
研究所 工場地帯
ミクロ新幹線 レジャーターミナル
市民フホール ハイウエー
学校 ショッピングセンター
空港 ミクロ都市環状線

未来都市かいぼう図だよ!

 ミクロマンは、宇宙をいどうしてくるαH7のかたまりが地球をおおってしまうとき、人間もミクロ化してしまうのをしって、大規模な未来のミクロ都市を計画した。ミクロ都市には、ミクロマンの科学がぎっしりつまった、超メカの設備がいっぱいだ。人々が安心してくらせる、べんりな楽しい町だよ。

ドーム ●きけんなとき,空中にとびあがれる。  柱にエレベーターがある。
ドームの柱 エレベーター
住宅地 ●バリアーでまもられている。空中道路が網の目のように、はしっているぞ。
学校 体育の時間には、宇宙遊泳もやる。楽しい勉強の設備がいっぱいだ。
地下街 地下送風ファン 空気せいじょう器 ショッピング街 地下道路 地下公園 地下鉄 倉庫

ミクロマンの未来都市

病院 ●ミクロマンのすぐれた医学で、どんな病気でもすぐなおせる。超科学療法だ。
交通博物館 小さくなる前の人間がつかっていた、あらゆる乗り物をを保存してある。

小学生用安全自動車(最高時速/50キロ)
事故防止装置 コンピューター エンジン
永久バッテリー 推進そうち 浮力そうち
学用品ロッカー

中央情報センター ●ミクロ都市を管理している、いろいろな役所がある。都市の心臓部だ。
レジャーターミナル ●百万人はいれるスタジアムのほかに、いろんな室内競技場がある。

バレーボール トラック競技 体操 卓球 テニス
少年野球グラウンド ボクシング 剣道 柔道


未来の海底都市だよ!

ミクロマンの未来都市

●ミクロマンは,広い地球の海も開発した。人々がすめる海底都市をつくりあげたのだ。

レストラン
ホテル
海底広場
海底牧場管理センター
水中自動車
ミクロ海底住宅
海底牧場パトロール艇
エネルギータンク
海底資源開発センター
無公害エネルギー発電所 ●波の力を利用して、エネルギーをつくっている。 発電機
海底都市パトロールセンター ●ミクロ海底都市の安全をみまもっている。
海底道路 歩道 ハイウエー 海底鉄道
海底太陽 ●海底都市を明るくする。明るさを調節して、さかながやすめるようにすることもできる。




7







たたかえミクロマン

アーデンにまけるな!
小さな巨人、ミクロマン!

アーデンロボと大決戦


@
アーデンとアクロイヤーが手をむすんだ。

 「総統アクロイヤー、ミクロマンごときに、だいぶてこずっているようだな。ひとつ力をかしてやろうか。」「そいつはありがたい。われわれアクロイヤー軍団とアーデンが手をくめば、ミクロマンなど敵ではないわ。」地球からはるか七十光年のかなたにあるアルデバラン。その第三わく星がアーデンの母星だ。
 しかし、アーデン星はあと三年で爆発するため、アーデンは地球を第二の母星にしようとした。「ふふふふ。だれがアクロイヤーの力になってやるものか。おれたちの地球しんりゃくのため、利用してやるだけだ。」こうして、おそるべき悪の軍団がたんじょうした。


A アーデンロボ出動!ミクロマンをやっつけろ!

 ぶきみな星、アーデン星から地球にむけて出動したのは、すさまじい破壊力をもつアーデンロボだ。「とにかく目ざわりなのは、地球をまもろうと、おれたちのじゃまをするミクロマンだ。ミクロマンさえやっつけてしまえば、地球のっとりなんかかんたんなものさ。アクロイヤーにみかたして、このアーデンロボでたたきつぶしてやる。」


B
基地では,アーデンのうごきをキャッチ!


 ピピピピ。ここはミクロマンの基地。「なにかが、地球にむかってつきすすんでくるぞ。」「おうし座の方角からだ。これはアーデンの戦闘ロボにまちがいない。けいかい態勢にはいれ!」「アクロイヤーがアーデンと手をむすんだんだ。世界じゅうのなかまに連絡して、むかえうつじゅんびをしろ!」「きんきゅう指令、きんきゅう指令!アーデンロボが地球にむかってしんげき中、ただちに結集せよ!」
C よし!地球をまもるために出動だ!

 ミクロマンたちは、ビルドベース基地にあつまった。「アーデンロボが大気けん内にはいったぞ。強力な兵器をそなえたやつだ。戦闘じゅんびはいいか?」「オーケー、サーベイヤーはいつでも出動できるぞ。」「ロボットマシーンZの整備もばっちりだ。」「アーデンなんかに、この地球をあらされてたまるものか!ぼくたちフードマンも力いっぱいたたかうぞ!」「アーデンがどんなに強くても、ぼくたちはまけないぞ。悪いやつなんか、ゆるしておけるものか!」

D しかし,アーデンはあれくるった。

 ガガーン!ズズーン!「はははは。ミクロマンどもめ、われわれアーデンのおそろしさをしるがいい。もっとあばれろ、アーデンロボ!」ミクロマンは必死でたちむかったが、アーデンロボの破壊力の前に苦戦していた。「だ、だめだ!ぼくたちだけの力では、とても歯がたたない。」
E タイタンスペースナイトがおううえんにきた。

 「むっ、地球から連絡だ。アーデンロボとたたかっているなかまがあぶない!いくぞ、アーデンをたおすんだ。」タイタン星にいたタイタンスペースナイトは、地球でたたかうミクロマンからのテレパシーをキャッチした。「よし、マグネットパワーで戦闘飛行体型に変形。なかまのまっている地球へむかってしんげきだ。」土星の輪からとびたったタイタンスペースナイトは、暗い宇宙空間を超スピードでくぐりぬけ、地球についた。

   マグネットパワー!




8







F
タイタンスペースナイト,アーデンをたおせ!

 「いたぞ、あれがアーデンだ!」ガッシーン!アーデンのすがたをとらえたタイタンスペースナイトは、もうぜんとアーデンに体あたりをくわせた。 しかし、タイタンスペースナイトの命をかけた体あたりこうげきにも、アーデンはびくともしない。「なんてやつだ。よし、もう一度くらわしてやる!」ガッガーン!「わははは、そんなこうげき、このアーデンさまには、いたくもかゆくもないわ。ミクロマンだろうと、タイタンだろうと、ひとひねりにしてやる。」「く、くそ〜。どうしたらいいんだ。」ミクロマンたちは、タイタンスペースナイトにかけよった。「おうえんにきてくれてありがとう。でも一人じゃだめだ。みんなでいっせいにこうげきしよう。」
 「そうだ。アーデンは手ごわい敵だ。ばらばらにこうげきしても、たおせるような相手じゃないんで。」「よし、じゃあ、ぼくは光子レーザー光線を発射する。みんな協力してくれ。」タイタンスペースナイトを中心に、みんなが力をあわせた集中こうげき開始!

G いっせいこうげき!ついにアーデンをげきたいしたぞ!

 ババーン、バリバリッ!「わあっ。し、しまった!おのれ、ミクロマンどもめ、おぼえていろ。ここはひとまずひきあげるが、かならずもどってくるぞ。かくごしていろよ!」ついにアーデンロボをげきたいした。アーデンは、アーデン星ににげかえっていった。地球の危機はすくわれたのだ。しかし、これでたたかいがおわったわけではない。アーデンは力をもりかえして、ふたたびこうげきしてくるだろう。「これからも地球のためにたたかおう!」「おう!」

   がんばれ,ミクロマン。平和のために。

すすめ!ミクロマン

みしらぬ星からやってきたミクロマンは、きょうも地球の平和のためにたたかっている。人々にみえないミクロの世界~ぼくたちをみまもり、地球をねらってのびてくる悪の手からまもっているのだ。かずかずの超能力と、がっちりかたいチームワークを武器に、ミクロマンはたたかいはつづく。ミクロマンは、ぼくたちの友だちだ。ぼくたちもミクロマンとともにたちあがろう。世界じゅうの人々が手をとりあい、力をあわせてたたかえば、なにもおそれることはない!悪がほろびる日まで、ミクロマンとともにたたかおう。正義と平和と地球の未来のために!


●ずらりそろったミクロの戦士!
ぼくらのミクロマン!


ロボットマシーンZの変形したタンク
ミクロマンコマンド
レディーコマンド
タイタンスペースナイト
タイタンスペースナイト
しゃこう器土偶のミクロマンコマンド





テレビマガジンカラーブック2

決定版
 ミクロマン大図鑑




ノア号
フードマン
タイタンコマンド
ミクロマン
ミクロマン
ロボットマシーンZ




9