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発行:浪曼堂
編集:ミクロマン補完委員会


ZERO-ZERO-PAPER VOL.5

スパイマジシャン(パンフレット)

スパイマジシャン商品解説

「ミクロマン スパイマジシャン」シリーズは、1976年に発売された。この年ミクロマンのコンセプトは「1分の1のおもしろさ」であり、人形と乗り物を同一のコンセプトで括るという手法は、この「スパイマジシャンシリーズ」によって確立されている。

 「スパイマジシャンとはアクロイヤーの潜む海岸近くで蘇生したミクロマンで、スパイ活動をしながらアクロイヤーと戦ってきたミクロマンたちで、すでに蘇生したミクロマンと合流してからは、MCIA(ミクロマン情報局)を設立、ミクロマン達の訓練にあたった。この訓練を経て正式な情報部員となった者は、その証としてリングとステッキとともにスパイマジシャンの称号を与えられる」

 これが「スパイマジシャン」シリーズのコンセプトであり、人形にはリングとステッキが3セット封入されている。これによりスパイマジシャンを買った子供達は自分がすでに持っている人形にリングとステッキを取り付けてスパイマジシャンにバージョンアップができるようになっているという心憎い仕様になっている。

 当初、商品に封入されていたミニブックでは、試作品が使用されており、当初はスパイマジシャンが上半身と下半身の2トーンカラーで企画されていたことが伺(窺の誤植)い知ることができる。

 この試作品では、M131、M141ともに共通の下半身を使用しており、実際に発売された商品とは大きくイメージが異なる。そのため、ミニブック中の表記を元にこの試作品のタイプはスパイマジシャン・リーダーと一部で呼ばれている。実際に発売されたM131シリーズは顔がM121シリーズ、下半身がM111シリーズの流用となっており、M141シリーズは顔のみM111シリーズの流用で、他の部分は全て新造となっている。

 また、スパイマジシャンには隠れたバリエーションとして、ダンの色違い、ヘンリーのメッキバージョンが存在する。これらはカプセルに入れられた状態で出まわっており、一部のみで発売されていた。これはどうやら店頭販促物として配布されたものを一部の店が販売したのではないかといわれているが、詳しいことは現在も調査中である。

 海外版である「MICRONAUTS」では移動基地やスパイカーは発売されたものの人形は発売されておらず、また「NEWミクロマン」においてもスパイマジシャンは発売されていないため今回の発売は、21年ぶりの再販となるのだが、今回の再販に関しては金型の損傷がはげしく、ほぼ作り直しに近い状態での復刻となっている。




スパイマジシャン「用語解説」

●スパイマジシャン
 人知れずアクロイヤーと戦い続けてきた諜報活動のエキスパート。アクロイヤーの戦力拡大に伴い他のミクロマンたちと合流、MCIAを設立する。MCIAは後に富士山地球本部設立とともにCRIMのインテリジェンスエリアに統合される。イースター島におけるミクロマンコマンド1号の発見など数多くの功績を残している。

●ステッキ
 テレポーテーション増幅機能を内蔵しており、よりすみやかな諜報活動をサポートする。武器としても使用可能なミクロマンのサバイバルツール。

●リング
 テレパシーの周波数をランダムに変化させて、アクロイヤーにテレパシーをキャッチされることなく同時に5人のメンバーと交信をおこなうことができる。またミクロマンのESP機能を極限まで引き出すことが可能である。そのために訓練をしていないミクロマンは、このリングを装着することはできない。

●念力合体
 リングのESP増幅機能とステッキのテレポーション増幅機能を使用することによって他のミクロマンと合体することができる。スパイマジシャンにのみ可能な能力である。





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スパイマジシャン「キャラクター名鑑」



M130 ディオ
(浪漫堂イベント限定アイテム)
 無口な性格で、スパイマジシャン同士といえども心を開かない。医療関係のエキスパートで、さまざまな治療薬を開発する。アクロイヤーとの共存ができないかとつねに考えている。

M131 ディック
 スパイ学の権威でスパイマジシャンの参謀格。コマンド部隊の作戦立案において欠かせない存在。

M132 ダン
 頭の回転が早く、暗号解読ならびに暗号作成においては右にでるものはいない。またリーダーとして先陣をきって危険な調査に乗り出す。

M132D ダン・ダッシュ
(当時の販促用配布品)
 ダンの影武者として活躍するスパイマジシャンで、ミクロマンたちでもその存在を知るものはいない。すねの部分が黒いのが特徴である

M133 ダニー  気取り屋で清潔好きだが、射撃の腕と爆破の技術は超一流で、他のミクロマンたちの教官を務めることも少なくない。

M134 デビット  普段は昼寝ばかりしているのんびり屋だが、どこからともなく帰って来ては、重要な情報をキャッチし発表する。また、聴覚がすぐれており、どんな些細な音も聴きのがさない。

M135 デュアル  MCIAのトレーナーとして他のミクロマンのトレーニングカリキュラムを作成し、鬼軍曹ぶりを発揮している。富士山地球本部設立後はGLFTのトレーニングエリアに所属している。

M136 ダイソン  心優しき性格で他のミクロマンからも慕われている。主に基地にとどまりデータの収集や解析にあたっている。後にエディケーションエリアに所属している。ダンの無二の親友である。
































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