「オペレーション・ムーンゲイト」
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地球本部では、来るべきαH7の地球接近に備えて、ふたつの作戦を展開していた。ひとつは「ビルド計画」によって培われたノウハウをもって、各地にミクロ化した人間を収容するするための拠点を建設し、地球がαH7に包まれた時に備える「オペレーション・ミクロトピア」。そしてもうひとつがこの「オペレーション・ムーンゲイト」である。
「オペレーション・ムーンゲイト」は、M-155ウィンドイーブルの異次元空間発生現象を解析、任意の場所へ異次元空間への扉を開くことのできる異次元空間発生装置を開発。月内部に異次元空間を発生させ、地球に接近するαH7を異次元空間に封じ込め、全地球人類のミクロ化を未然に阻止するというもので、研究機関(グルフト)において超極秘裏のうちに進められていた。異次元空間との境界を安定させる異次元制御モジュール「ミクロム1999」の完成により作戦はほぼ成功と思われていたが、その作動実験中にシステムが暴走。研究施設とともに異次元空間へと引き込まれてしまう。 この事件によって、異次元空間制御技術の危険性を認識したミクロマンたちは、ただちに作戦中止を決断している。
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M166 サラム
(「コマンド2号Bセット」に付属
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機械工学の権威で「オペレーション・ムーンゲイト」の中心的存在。エンジニアとして「トライヴァイパー」など数多くの武器開発に携わっている。異次元制御モジュール「ミクロム1999」の作動実験中の事故により、異次元空間に引き込まれ行方不明となっている。(ニューミクロマンのMC011サラムとは同名の別人である)
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M165 ステルス
(「コマンド2号Aセット」に付属)
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構造力学の権威で破壊活動のエキスパート。地球本部・保安機関のインテリジェンスエリアに所属している。単独行動を好み、スパイマジシャンたちと供に行動することが多いスパイマジシャンからリングとステッキを授けられているが、通常は装着していないことが多い。彼が単独で破壊したアクロイヤーの拠点は、30はくだらないといわれている。
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