No.00032040


@カプセル・システムによる進化(創作)

 本題: カプセル・システムの進化機能を利用してのナイトニウム身体の獲得

(M)A.D.1978/12/xx
(C)A.D.2005/12/xx
保安機関CRIMメディカルエリア
ナイトニウム研究所
M-131 ディック


カプセル・システム

まず、「カプセル・システム」について、我々が現在 持っている情報を以下の報告書から理解してもらおう。

「小さな巨人ミクロマン」(初期・小) パンフレット 00000120
「小さな巨人ミクロマン」(後期・小) パンフレット 00000121
「未知の星からやってきた小さな巨人ミクロマン」 カタログ 00000130
「トム・リポート 5」(創作) ブレストとカプセル M-109Xトム 00001400
「トム・リポート 7」(創作) カプセル M-109Xトム 00001800
「トム・リポート 8」(創作) 超合金SM製ミクロ円盤UFO完成 M-109Xトム 00001900
「M-20X兵器に合わせた進化」(創作) M-101ジョージ 00002171
「ミクロアース巨人伝説」(創作) M-130ディオ 00003100
年代順

 この後、更に「カプセル・システム」の機能の解析が進んだ事にも触れておく。知っての通り現在では、カプセル解除時から現在までの期間内であれば「カプセル・システム」に装填されれば進化をさかのぼる事が可能になった。したがって、自らの意思でどの時期の姿になるかを選択できるようになっている。以下に例を示す。

   例)
       @M-101らの「ブーツ」から「裸足」へ。
       AM-221らの「5mmジョイント」から「無し」へ
       B体色の変化を元に戻す(○○体)
       C体形の変化を元に戻す(○○版)


 そこで、今回の目的「カプセル・システムの進化機能を利用してのナイトニウム身体の獲得」だが、様々な角度から考察してみたが結果的に不可能(危険度が非常に高い)と判断せざるを得ない。そこで、最も可能性が高いと思われた方法を2通り、以下で思考実験を行ってみせる。

思考実験@ カプセル・システムの進化機能(種の保存管理・DNA管理装置)による外界の変化に耐えうる身体に進化する。を最大限利用。

「検体」をカプセルに装填状態でアーデンの「ブレストボンバー」にさらし進化を望む。同じ効果が得らるのであればナイトニウム未使用も有効。

@検体を「カプセル・システム」に装填
A装填したカプセルをアーデンとの戦場に移送
Bアーデンを挑発 カプセルの設置場所へ「ブレストボンバー」を誘導
C戦闘終了後にカプセルを回収
Dカプセル解除時にはブレストボンバーに耐性をもった身体で蘇生

問題要素

@カプセル自体 破壊の可能性大
A照射後、回収前に敵勢力に発見される可能性大

危険度が高い為 実験移行中止


思考実験A カプセル・システムに「検体」と「ナイトニウム」を同時に装填。「検体」と「ブレスト」の融合進化が可能だったのであれば「検体」と「ナイトニウム」の融合進化も可能と推測。融合を期待。

@検体の形状にフィットするナイトニウム殻を製作
A検体にナイトニウム殻を被せる
Bその状態のまま検体を「カプセル・システム」に装填
Cカプセル・システムに高圧力を掛ける。(期間、圧力値のテストも兼ねる)
Dカプセル解除時にはナイトニウムの身体を備え蘇生。
※ナイトニウム身体を備えるまで、数値を変化させ実験を繰り返す。

問題要素

@容姿が不明。人型とは限らない。
Aブレスト以外の物質を同時に装填した場合の「DNA管理装置」の動作予測不能
BM-111ら同様、数億年かかる可能性大
C融合進化できたとしてもナイトニウム特性が残る可能性が不明


危険度が高い、期間的問題により 実験移行中止


以上、検証結果

「@カプセル・システムによる進化」でのナイトニウム・ボディー獲得は不適合として終了する。






1