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地球を、星間帝王の魔の手から守り抜いたミクロマンたち。だが、つぎの危機がまっていた。生命体をミクロ化してしまうガス、αH7に地球がおおわれ、人々はミクロ化されてしまった。これは、一九九九年のことである。
ミクロマンたちは、地上に最新科学を駆使した基地を建設し、ミクロ化された人々を保護した。
こうして人類は、ミクロマンたちとともに力を合わせ、地球上にユートピアをきづきあげたのだ。数千年後、人類は、いつしか地球をミクロアースとよぶようになり、科学と自然の調和のとれた、夢のような平和な日が続いた・・・。
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そんな平和な日々を打ち破るように、宇宙のかなたから、アクロ星人と名のる、なぞの宇宙人がミクロアースにせめてきた。
ミクロアースとアクロ星人とのあいだで、すさまじい星間戦争がはじまった。アクロ星人とは、アクロムーンという惑星に高度の文明をもち、その正体はなぞにつつまれている。ただ、彼らは異常なまでにミクロアースの人々をにくんでいたのである。
戦闘は、ミクロマンたちのはげしい抵抗で、アクロ星人は大あわて。状況が不利とみるや、アクロ星人はミクロアースから異次元発生装置をぬすみだし、異次元への逃亡をくわだてた。
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ミクロアースでは、ただちに追跡隊員として、アロム・イリヤ・ウイリ・エイジ・オルガ・カムイ・キルク・クレオ・ケンジ・コロナの十人のミクロマンをえらびだした。そして、宇宙船マザーコスモスで、アクロイヤーのあとを追った。
十人のミクロマンが宇宙へ飛びたったあと、ミクロアースは、アクロイヤーのしかけた時限爆弾によって大爆発をおこし、銀河系から消滅してしまった・・・・・・。「アクロイヤーめ、ゆるせない!ぜったいにたおしてやる!」
自分たちの故郷をうしなった十人のミクロマンたちは、打倒アクロイヤーをちかい、宇宙へ飛びたっていった。
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ミクロアース
まんが「ミクロマン」で活躍した、あきらくん |