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◆科学者としての自覚◆
物心ついた頃から、実験や科学的なものが好きでした。テレビのヒーロー番組に脇役で出てくるような博士達に憧れました。
自分が歳をとって地球の危機が訪れた時、秘密の研究所から現れたメカで人類を救うというようなことを想像していました。
5,6歳の時には磁石遊びに夢中になり、自分で電磁石やブザーを作っていました。
銀河系宇宙を背景としたミクロマンの物語を読んで、宇宙への関心もますます高まりました。
『○年の科学』(学習研究社)を愛読。『宇宙のひみつ』『植物のひみつ』など、同社の「ひみつシリーズ」はほぼ読破。
本のお陰で物知りになり、小1の時にクラスで「りかはかせ」と呼ばれたことがあります。
小4で電気工作クラブに入り、ダイオードラジオを組み立てました。
中1の時に『初歩のラジオ』(誠文堂新光社)を見てワイヤレスマイクの製作に粘り強く取り組んだものの失敗。しかしそれ以来電子工作を趣味として意識するようになりました。
高校時代、理系を選択しましたが成績は伸び悩み、座学中心の授業に反感を持ちました。
一方、タイムマシン関連の書物を読み漁って物理学への興味を深めました。
教育系の大学に進み、理科の単位を可能な限り多数履修しました。大学院での研究テーマは「硫安・硫酸系結晶の強誘電性相転移」。
この頃、NHKプライム10で放映された「のらねこの挑戦―物理教師達の型破り授業」を見て強い影響を受けました。
理科教師となり、面白い実験を多数取り入れた授業を行っています。現在は特別支援学校に勤めています。
また、ヘロンの噴水、ペットボトルロケットの強化、手動綿菓子製造機、微小電気伝道検知器、ミョウバンの単結晶育成方法の改善など、教材開発と称して面白そうな実験には何でも取り組んでいます。 |
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