ミクロアース物語 0.10

古代ミクロマン伝説

ミクロマンは人間の祖先か
ミクロマンはカプセル内で現在の人間のように進化をつづけてゆく場合がある。そしてその進化が何億年も前にあってカプセルから蘇ったとしたらどうだろう。そしてそれが突然変異や進化の途中で巨大化していったとしたら…人間はミクロマンから生まれた!?君もミクロマンの子孫かもしれない。本当に地球人はミクロマンかもしれないのだ


4人のミクロマンよりはるかむかしに蘇生していたミクロマンがいた。古代の地球におそいかかる、アクロイヤーと名のる謎の種族の調査・研究をしていたのだ。その古代ミクロマンたちは、みずからをスパイマジシャンとよび、情報収集用マシーンのスパイカーを使用していた。


小人伝説の謎
世界の各地には小人の説話や民話などが、数多く残されている。日本書紀には、スクナヒコナノミコトという小人が出てくるしヨーロッパ諸国でもニンフやコボルトといった小人の民話がある。小人は精霊や神のなりかわりだといわれ、人間には持っていない超能力がある。これは過去にいたミクロマンが超能力を使うので、神や霊魂だと思われたにちがいない。
ミクロアースが爆発したのは40億年も前だから過去の地球にもミクロマンがいたとしても不思議はない。一寸法師のもっていた針はスパイマジシャンのステッキかもしれないし、おわんの船は空飛ぶ円盤だったのかもしれないのだ。またガリバーにしても、ミクロマンのユートピアのことを作者が書いたのかもしれない。民話の中の小人はきっとミクロマンにちがいないのだ。


世界各地古代遺跡の秘密
地球上には、謎の古代遺跡がたくさんある。たとえばイースター島のモアイや、ピラミッド、ナスカ高原の地上絵、ストーンヘンジなど、使用目的が不明の遺跡が多く、古代人ではけっしてつくることのできない驚くべき遺跡や現代の地球の科学以上の高度文明と推理されるものなど謎に満ちている。これらの謎は現代の科学をもってしても解明できないのだ。
ペルーのナスカ高原には巨大な地上絵や幾何学模様などがあるが、これは空中からでなければ全景を見ることはできない。飛行機のない大昔の人々はどのようにして、これを描いたのだろうか?
エジプトのピラミッドにしても謎が多い。平均2t半もある巨石が230万個でできているが、まんぞくな道具もないのにどのようにして昔のエジプト人はつくったのか。またピラミッドの設計にしても地球の半径や太陽までの距離などが縮小して示されて、円周率も知られていたという。
イギリスのストーンヘンジの遺跡は、月食と春分、秋分を予測するための露天のコンピューターだといわれている。正確なこよみと正確な単位を基礎にして、太陽と月の運動に石の配列を合わせているといわれている。
マヤ文明やインカ文明でも、非常に高度な文明をもっていたと考えられている。
これらの古代遺跡は、不思議なことにミクロアースにあった建造物と非常によく似ているのだ。過去の地球にやってきたミクロマンが、爆発してしまったミクロアースの科学を古代の人々と力をあわせてつくったとしたら?またミクロアース大爆発のときに、時空連続体のひずみでミクロアースの建造物がひょっこり地球の上にあらわれたとしたら…古代の人々はそれを神のおくりものとして、おなじようなものをつくったのかもしれない。高度な知識をもつミクロマンが過去の地球にいたとしたら、これらの謎は、すべて解決できる。しかし流れさった時間をもう、もとにもどすことはできない……


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