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 タワー基地徹底解剖
 COMPLETE RESEARCH IN MICROMAN CONNING TOWER

1.タワー基地とは

平成28年3月31日公開
資料提供:21世紀鉄仮面さん


タワー基地M-115 初期イラスト箱
1974年12月

タワー基地M-115 後期写真箱
1975年

新タワー基地
1979年7月

 1974年12月に発売されたタワー基地M-115は、高い司令塔を備えるミクロマン初の基地ですが、車輪や翼もある移動要塞で、様々な形態に変化することができます。
 1975年にはミクロマンの仲間が大幅に増えました。ミクロマンを水晶体の核から蘇らせることのできる周波数352.453MHzのスペクトルMX光線を発射するために、タワー基地が使用されたのです。タワー基地が建造された目的はスペクトルMXだけではありません。万能マシンであるタワー基地M-115は、初期ミクロマンの中核的な存在でした。

※ 新規撮影した写真により後期説明書を再現してみました。

超能力メカニズムのすべて

ミクロマンタワー基地M-115は、ミクロマン科学を結集し、自ら機動力を持つ、オペレーション基地だ 基地を形成する各パーツには、ミニコンピューターと、小型パワー発生装置が準備されており、オペレーションルームからの指令によって、目的に合わせた形体にボディチェンジすることができ、あらゆる状況に対処できる超能力メカニズムを持っている。オペレーションルームにはスターガイド(星座図)、コンタクトスクリーン(ミクロマンの動きがすべてわかる電子スクリーン)があり、ミクロマンたちの行動を把握して、指令を送る。敵の侵入はセフティバリヤーによって探知し迅速な攻撃体制をひくことができるのだ

オペレーションルーム
全世界にちらばるミクロマンに指令を送り、各マシンを管制する。
テレパネット
超高感度テレパシーキャッチャーであらゆる情報をキャッチできる。
セフティバリヤー装置
防御バリヤーを基地の周囲5kmにわたってめぐらし、敵の攻撃をはねかえす。
パワーマジックハンド
1000tの物体をもち上げることができ先端からレーザー光線を発射できる。
光子ミサイル発射装置
レーダーカプセル
メインコンピューターと連動し、敵の行動を探知する遠距離用測定レーダー
タイフーン発生装置
強力な台風を連続的に発生させる。
高感度気象観測パネル
光子力エンジン(ミクロンVT型)
タワーベース
超高性能の光子力エンジン、反重力装置、光子エネルギー吸収装置などが内蔵されており、基地すべてのエネルギー発生源となっている。
光子エネルギー吸収口
反重力パネル付ウイング
重力操作で基地の浮力をアップする。
ロケットブースター
エネルギーバルブ
ハイドロ・ロケットエンジン
水中を行動するときに、水を推進エネルギーに転化させる装置
ロケッター
基地から分離して偵察活動をする。

タワー基地M-115は、組み立て分解により、いろいろな乗り物や基地に変化する、ミクロマンの基地だ ベースロケッター、アドベンチャーワゴンなど、君の工夫で思いのままにカッコいいマシーンが生み出せるぞ。またミクロマンや他のマシーンなどと組み合わせてもおもしろい タワー基地は君の頭脳で遊ぶ、新しい玩具なのだ!!


●アドベンチャーワゴン
未知の惑星を探検するときの装備だ

●パワーカプセル
地底での作業に機能を発揮する。

●スパイダーカプセル
地質調査のために使用する。

●ベースロケッター
移動する指令室とよばれマッハ2で飛行する。

●コスモシューター
気象観測用の垂直上昇マシーン。

●マリンドーザー
海底探検用の超性能マシーンだ。

●ミニワゴン
小型戦闘車で局地戦に活躍する。

●フロンティアマシン
未開地や荒野などで作業する。

●タワー基地M-115はこの他にもいろいろな、オリジナル基地を作る事ができるぞ。君も工夫して楽しく遊ぼう

 2本のマジックハンドを備えたシルエットはロボットのようでもあり、人格を持っているかのような印象を受けますが、M-115ベンがタワー基地に融合して電子頭脳を制御しているという物語があります。
M-115 ベン
 やがて指令機能は指令基地に譲り、タワー基地より大きな出力でスペクトルMXを発射できるロードステーション基地が完成し、移動要塞としての地位も移動基地に譲って、タワー基地は主な役目を終えました。万能能探検車としては、サーベイヤーシリーズがその跡を継いでいます。
テレビマガジンの漫画で移動基地が登場するまで活躍していた
戦闘タイプのベースロケッター

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