コミックボンボン1983年9月号〜1984年3月号で、ミクロマン誕生10周年を記念して「ミクロマン物語」が連載されました。
ミクロマンのストーリーと商品の簡単な紹介にとどまらず、第4回の12月号に掲載された「グッドラック地球」(ミクロマン完全版03に収録)と、最後の2回に掲載された「ミクロマンメカニック大百科」は特筆に値します。
メカニック大百科では、ミクロマンたちが次々と色々な技術を取り入れて理想の兵器を作ろうとし、富士山地球本部の完成を機に組織化に成功した後は、個々の任務目的に応じたメカを作るようになるという、開発思想の変遷が語られます。
その意味内容は歴史事実と同様に全ての人が共有すべき知識であると判断して、このページで公開することにしました。ただし、知的財産を侵害することのないよう、画像は研究所所有の資料を用いて新規に撮影したものを使いました。テキストは、雑誌掲載時の文章を参考にして、誤記などを修正してあります。
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地球にやってきた4人のミクロマンたちは、そのカプセルのサバイバルツールで、地球探査のためのメカを組み立てた。これがミクロマシーンで、その後、新たによみがえったミクロマンたちとともに、地球上での活動をよりスムーズにおこなうため、地球に存在するメカの形を参考にしてつくりあげたのが、マシンカーである。 メカコスモは、M111〜M124までのミクロマンが使用した生命維持カプセルの発展したもので、あらゆる条件下に対応することができるのである。 マシンカーによってえた、地球の科学技術にミクロマンの科学をとりいれて完成させたのが、ミクロ円盤とミクロセスナである。さらに、コスモカーの開発によって、ミクロマンたちの地球における行動半径はひろがっていったのだ。 4人のミクロマンよりはるかむかしに蘇生していたミクロマンがいた。古代の地球におそいかかる、アクロイヤーと名のるなぞの種族の調査・研究をしていたのだ。その古代ミクロマンたちは、みずからをスパイマジシャンとよび、彼らの使用する情報収集用マシーンがスパイカーである。 |
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つぎつぎと蘇生したミクロマンたちは、アクロイヤーとのたたかいを有利にみちびくためにも、拠点となる基地の建設が必要となった。 そのために開発されたのが“サーベイヤーシステム”である。サーベイヤーシステムは、オプションの交換により、土木建築作業のほかにも兵器としての転用が可能な多目的戦闘車両であり、ミクロマンのメカのなかでも、もっとも完成度の高いものの一つである。 ミクロマンの使用するメカは、その初期にさまざまな任務や目的に使えるメカが多かったが、その後、ミクロマンのなかまたちが数多くよみがえり、ミクロマン世界の組織化がすすむにつれて、攻撃用、救助用、建設用など、用途をしぼったものが多く開発されるようになった。 また、ブリザード、パンチなどの特殊なミクロマンにも、それぞれの能力にあったメカが開発された。 |
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