ミクロアース物語 1.07 |
◆流星ロボ◆
――――――地球のはるかかなた メタルナイト星
新しく発見された「メタルナイト星」で、ある3体のロボットが資源探査にあたっていた。彼らは消滅してしまったミクロアースの宇宙科学局が極秘に送り出していた、新しいタイプのロボットであった。
この星を構成する物質〔メタルナイト〕には、他の金属に同化しやすいという特性があり、そのためメタルナイトによりコーティングされた彼らはメタルナイトの強度と、光や熱をエネルギーに変換するという特性を身につけたのである。
彼らはミクロアースの消滅でちらばったミクロマンを求めて、宇宙へと旅立っていった。
――――――1984年 太陽系第三惑星地球
今、ミクロマン達は宇宙船マザーコスモスをアクロイヤー軍団に囲まれて最大の危機に陥っていた。あわやというその時、3つの光り輝く謎の球体が現れ、ロボットにチェンジするとアクロイヤー軍団へと襲いかかっていった。突然あらわれた3体のロボット達のすさまじいパワーに、アクロイヤー軍団はその半数を失い異次元へと退却してしまった。そしてロボット達はふたたび球体へもどると地球大気圏へと突入していった。それはあたかも3つの流星のように見えたという‥‥‥‥‥‥。
激怒したアクロデビル元帥は、地球の消滅すらを考えるようになっていった。