ニューミクロマンのバリエーション

平成20年8月16日公開
平成20年8月22日改訂
平成20年10月4日改訂
平成22年11月7日改訂
平成27年11月1日改訂
平成28年3月31日改訂
平成28年4月25日改訂

 昭和56年から59年の間に発売されたニューミクロマンは11人ですが、同梱商品の違いによる発売形態や発売時期によって、数多くのバリエーションが存在します。その全貌を明らかにしようと、αH学会で詳しい調査を行いました。見つかったバリエーション数は、主な違いで34種類、シールの有無や肩の材質の違いまで含めると39種類にも上りました。
 その後も少しずつデータが蓄積されたため、公開から7年後の改訂で色の表記を大幅に見直すことにし、特に青系は違いが明確になりました。さらに8年目には全カラーバリエーションの写真を掲載することができました。
 それでもニューミクロマンは現存数が少なく、検証にはさらに情報提供が必要です。以下に紹介するカラーバリエーションや発売形態に関して、付け加えやご異議のある方がいらっしゃいましたら、どんなに些細なことでも構いませんので、是非お知らせくだい。

情報提供 : MC-7さん、KENさん、21世紀鉄仮面さん、K-1さん、てって博士
図表制作協力 : 暗黒双殺剣さん

M-001
アロム

カプセル版
(ウェーブブレスト)

カプセル版
(デルタブレスト)

カプセル版
(メーターブレスト)

カプセル版
(パネルブレスト)
M-002
イリア

初期カプセル版
強化スーツ1

後期カプセル版

スリーウォーカー
M-003
ウイリ

初期カプセル版
後期強化スーツ2

後期カプセル版
初期強化スーツ2

フォーウォーカー
M-004
エイジ

カプセル版
ミクロライダー赤
初期ミクロライダー青

後期ミクロライダー青
ギャラクスナイパー青

ギャラクスナイパー赤

ミクロロボット7
M-005
オルガ

初期カプセル版
初期強化スーツ3

後期強化スーツ3

後期カプセル版
後期強化スーツ3

ダブルギャノン青

ダブルギャノン赤
M-006
カムイ

カプセル版
ミクロガンダー3
マグマガンダー
M-007
キルク

カプセル版
コスモガンダー
M-008
クレオ

カプセル版
アースガンダー

コズミックファイター
M-009
ケンジ

カプセル版

バルソニックレッド

バルソニックブルー

バルソニックリアル
M-010
コロナ

カプセル版
M-011
サラム

カプセル版

カプセル版

カプセル版

カプセル版

バトルバイク

ジェットヘリ
 
  胸・腕・腿 腰・脛 足首 ブレスト  ※ シール 発売形態
M-001
アロム
透明緑 透明緑 ウェーブブレスト・銀メッキ 乳白色 M カプセル版
透明緑 透明緑 デルタブレスト・銀メッキ 乳白色 M カプセル版
透明緑 透明緑 メーターブレスト・銀メッキ 乳白色 M カプセル版
透明緑 透明緑 パネルブレスト・銀メッキ 乳白色 M カプセル版
M-002
イリア
  透明 M 初期カプセル版
  乳白色 M 強化スーツ1
  乳白色 M 後期カプセル版
  乳白色 スリーウォーカー
M-003
ウイリ
  透明 M 初期カプセル版
  乳白色 M 後期強化スーツ2
  乳白色 M 初期強化スーツ2、後期カプセル版
瑠璃   乳白色 フォーウォーカー
M-004
エイジ
濃紺 乳白色 M カプセル版、ミクロライダー赤、初期ミクロライダー青
乳白色   後期ミクロライダー青、ギャラクスナイパー青
乳白色   ギャラクスナイパー赤
乳白色 ミクロロボット7
M-005
オルガ
蓄光・金メッキ 透明   初期カプセル版、初期強化スーツ3
薄緑 乳白色   後期強化スーツ3
薄緑 乳白色   通期カプセル版、後期強化スーツ3
紺・金メッキ 乳白色   ダブルギャノン青
赤・金メッキ 乳白色   ダブルギャノン赤
M-006
カムイ
  透明 M カプセル版
  透明   ミクロガンダー3、マグマガンダー
M-007
キルク
濃紺   透明 M カプセル版
濃紺   透明   コスモガンダー
M-008
クレオ
  透明 M カプセル版
  透明   アースガンダー
  透明   コズミックファイター
M-009
ケンジ
濃緑   透明 M カプセル版
  透明   バルソニックレッドタイプ
山吹   透明   バルソニックブルータイプ
深緑   透明   バルソニックリアルタイプ
M-010
コロナ
  透明 M カプセル版
M-011
サラム
赤橙 透明緑 乳白色 MC カプセル版
乳白色 MC カプセル版
乳白色 MC カプセル版
乳白色 MC カプセル版
乳白色 MC バトルバイク
乳白色 MC ジェットヘリ
※ 肩は、体色との関係で存在した可能性の高い肩の色を記録したものであり、体色によって発売形態が混在するものについて、発売形態と肩の色との対応関係は明らかになっていません。


カプセルの色

M-001 アロム M-002 イリア M-003 ウイリ M-004 エイジ M-005 オルガ M-006 カムイ M-007 キルク M-008 クレオ M-009 ケンジ M-010 コロナ
ベージュ 山吹 ベージュ 山吹
ニューミクロマンのカプセルは断面が八角形であることから、旧作の水晶体がモチーフになっているのかもしれません。
カプセルを横に連結することができます。
ベルトにかけて持ち歩いたり、足元の部分にコインを入れたりして、ミクロマンと一緒に遊べるようになっています。

カプセルの店頭開封防止のためのセロハンテープには、
の色がついていました。
基本的には縦に貼られていましたが、出荷時期の差で横に貼られた物もありました。
  


M-011 サラム
黒・橙
M-011 サラム
紺・白
M-011 サラム
青・黒
M-011 サラム
赤・黒
群青

サラムのカプセルは大気圏突入カプセルになっています。

黄色のセロハンテープで封をしたものがあります。
  



ニューミクロマンは、同一人物でも色々な配色のものがあるのはなぜでしょうか。

服を着替えているわけじゃあるまいし…。

もしかしたら、異次元での活動が関係あるのでしょうか。

ニューミクロマンでは「異次元」がキーワードです。

「亜空間」「四次元空間」などという呼び方もありますが、そこは人間の知覚では感じることのできない世界です。

事象の地平線の彼方のように、通常の物理法則が破綻し、拡張された宇宙法則が支配する世界です。

相対論が禁ずる超光速すら可能で、異次元では自分の放った光を追い越してミクロマンが駆け回る。

その時、発光と吸光が逆転し、白は黒に。

ブラックホールの近くでは時間の経過が鈍り、光の波長は長い方にシフトするように、光のドップラー効果で、色彩も様々に変化。

本当のところ、異次元ではどんなことが起こるのか全くわかりませんが、

そこに行って色んな見え方をしたのが、ニューミクロマンのカラーバリエーションなのかも知れません。


研究報告
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