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アラタさん、ようこそおいでくださいました。
ミクロマンコマンド1号の当時品と復刻版の違いについてですが、私も気になったので観察してみました。
写真は全て左から当時品・浪曼堂復刻版・タカラ復刻版になっています。
ミクロマンコマンド1号は良好な金型が残っていたため僅かに見られる不規則な凹凸まで同じで、見分けるのがとても難しい製品だと思います。
そのため復刻版に対する不満はなかなか生じないのですが、ご指摘のようにタカラ復刻版では頭部のメッキが厚いのか金型を磨いたりしたためか、モールドが甘いです。
顕著なのが後頭部に見られる円形の跡で、当時品と浪曼堂では毛髪のモールドをあまり損ねていませんが、タカラ復刻では段差になっています。
しかしかなりよく見比べないとわからないレベルで、もっと見分けやすい観点が必要です。
タカラ復刻版はケース内に製造年月刻印有りというのは私にとって新たな知見でした。
確かに、当時品と浪曼堂復刻版にはありませんね。
金型由来以外の違いというと、金属部品があります。
背中と大腿のネジを外すと、背中のネジが太いのが当時と浪曼堂で、全部同じのがタカラ復刻版です。
外さないでねじの頭だけ見比べるとあまりよくわからないかも知れません。
浪曼堂の特徴は、蓄光パーツの緑色が濃いことです。
最後に、腰の金属部品を見てみましょう。
太くてねじれがなければ当時品です。
小さくて丸ければ浪曼堂です。
細くて四角ければタカラ復刻版です。
ただし、下記リンクのように途中で仕様変更が行われている可能性もあります。
1つの観点だけで判断せず、付属物や扱われてきた経緯なども含めた総合的な判断が求められるでしょう。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~mikuro/sub1-6.htm
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