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第1部 第7話  ■冒険王1983年1月号■

〈あらすじ〉

エイジがミクロライダーから降りてオルガを抱き寄せると、まだ意識はあった。
殺気を感じてアクロサタンの放った槍をよけたが、分身技に翻弄され、地中から飛び出したアクロサタンの1人に足を捕まえられてエイジも槍の餌食となった。
2人は重体のままミクロマンの基地に収容された。

アロムは、アクロイヤーがミクロマンをひとりずつおそうつもりであると見て、単独行動によりアクロイヤーを誘い出す作戦を立てた。
おとりの役には一番若いケンジが名乗り出た。

アーマードスーツ単体でパトロールしていると、3人のアクロサタンチームが現れた。
ケンジは単純なミサイル攻撃と見せかけて、煙幕弾を発射した。
そのまま草原に逃げ込み、アクロサタンを誘い出すのに成功した。
そこにはミクロロボット1・2・3が待ち構えていたのだ。
分身技を使うアクロサタンは、ゴードン乱れ撃ちで簡単に撃破されてしまった。
ミクロギャラクと槍の使い手アクロサタンの勝負は、ギャラクアロー剣法に軍配が上がった。
残るアクロサタンはモグラのように地中に逃げ込んだが、高性能ドリルを備えたフラッシュファイターの敵ではなかった。
「われわれを倒しても仲間はたくさんいる………いずれ滅びるのはおまえたちだ…………」
ヤリを使うアクロサタンはそう言いながら倒れた。

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〈第7話解説〉

今回はうまくまとまっていると思いますが、細かく批評させていただきます。

扉からいきなり、仲間がやられているという衝撃の展開です。
ミクロライダーはライダーマシン形体で1カットだけ登場します。
強力アクロサタン3人を相手にするのですから、ロボットモードにして一緒に戦えばいいのにと思いました。
タンデムタイプに変形してエイジとオルガを乗せた姿も見たかったです。
しかし、エイジとオルガがどうやって助かったのかは描かれていないので、ミクロライダーが助けたのかもしれません。
アクロサタンも乗り捨てられたバイクがまさかロボットになるとは知らずにとどめを刺さなかったのでしょう。
戦術がミクロマンに漏れたのもミクロライダーがいたおかげです、きっと。

この場面で思い出すのはゴールデンエイジのストーリーです。
ミクロアース物語でもまだ扱いが難しい話を抜粋すると、こうです。

残虐で凶暴なミュータント、アクロサタンの攻撃でライダーマシンは破壊され、強力アクロ軍団にとりかこまれてしまった!
絶体絶命!!
004エイジはヘルメットを捨て反動力ジャンパーを装着し、相討ちする覚悟をきめた。
そのとき正体不明の金色の光が・・・

このゴールデンエイジの力でピンチを切り抜けたと見なせたらよかったのですが、冒険王のこの場面とはどう考えてもつながりそうにありません。

さて、先月号でアクロサタンは三者三様の武器を持っていたように見えましたが、ミクロロボットを登場させるに当たって細い斧のような武器を残してこれを槍と称し、分身vs連射、槍vs剣、モグラvsドリルの対戦構図に変更したようです。
ジェットストリームアタックを彷彿とさせる3連攻撃は見事でしたが、連係の1角でも崩れれば意外と脆いのも同じですね。

ミクロロボット1・2・3は、ミクロガンダー3と同じ最初期の商品ですが、ちょうど12月にリアルタイプ9種が発売となっており、いいタイミングでの登場でした。
おもちゃとは比べ物にならない広い可動範囲を持って生き生きと描かれており、アーマードスーツがダサく見えるほどかっこいいです。
スケールや可動軸の多さはニットーのプラモデルに近いです。
これは組み立てなくてはいけませんね。


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