ミクロアース物語 0.18

新生アクロイヤー軍団

富士のふもとに広がる森の中に小さな湖がある・・・
静寂に包まれた湖には、アクロイヤーの魔の手から、地球を守るミクロマンたちの秘密基地があった・・・
建造中だが、アースステーション基地は凄まじい能力を発揮し、ミクロマンはアクロイヤーの破壊活動を未然に防いでいた。
ある日、パトロールに出ていたミクロコマンド“シェリフ”から緊急連絡が入る・・・
アクロイヤーの巨大ロボット建造計画“J”の情報を入手したからだ。
ロボットが、今まさに完成しようとしていると知ったミクロマンたちは、一大攻勢をしかけることを決意する。
次々と基地より発進するミクロマン部隊!
“ジョージ”をはじめとする留守をあずかる者たちに見送られて・・・
だが、その大部隊を見送っていたのは、ジョージたちだけではなかった。森の中には、ニセ情報につられて基地が手薄になるのを待ち構えるアクロイヤー軍団がひそんでいたのだ。
「アクロイヤー軍団、アタ〜ック!」
アクロイヤー軍団の奇襲が開始された。危うし、ミクロマン!
残された仲間だけで、基地を守りぬくことができるだろうか!!



アーデンたちの支配によって、アクロイヤー軍団は新たに生まれ変わろうとしていた。
レイカー 「デーモン、キサマの時代は終わりだ」
ヘルダー 「これからは、われらアーデンがアクロイヤーを支配する」
バルガー 「ミクロマンたちよ! 次こそ真の戦いのはじまりだ」
レイカー 「新生アクロイヤー軍団・・・退却」

ミクロマンたちは、何とかアクロイヤーの襲撃をしりぞけることに成功したが、基地の損害も大きく、多くの仲間が負傷した・・・
そして、基地の位置を知られた以上、再度の襲撃に備える必要がある。
ミクロマンは、基地の機能をうつすべく、夕闇に映える富士へ向かった。


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