ミクロアース物語 0.19

レスキューコマンド

19××年……
 アメリカ・オクラホマ州のエイムズ油田にて、新たな開発のための地質調査が行なわれていた。なんと掘り出した土のサンプルからM251らのミクロマンが蘇ったのである。その時偶然にもスペクトルMX光線の定期発射が行われていたのだ。地球には何億年もの昔から小惑星や彗星が衝突してクレーターが作られ、その衝突エネルギーにより岩石や地層の構造が変化し、油田やウラン等の鉱床を生み出していた。それらの隕石に混じってミクロマンたちは過去の地球に飛来していたのである。
 それに気づいたM102ジャック長官は世界各地の地下資源が眠る地点を調査し、地下にあるクレーターをさがしてスペクトルMX光線を照射した。その結果カナダのザドベリー・クレーターからM261、南アフリカのブレデフォード・クレーターからM271、ドイツのリース・クレーターからM281の各シリーズのミクロマンたちが蘇ったのである。その頃エイムズ油田では採掘中の原油が大量に無くなるという怪事件が起きた。さらに他の地域でも、南米アマゾンを中心として謎の怪人により、地球上のあらゆる資源が奪われる事件が相次いでおこった。この事件の調査に乗り込んだポリスキーパーは全力をそそぎ真相の解明にあたった。その結果、遂にその正体をとらえたのだ。それは、あのアーデンによって改造され甦ったと思われるアクロイヤー総統たちであった。そしてアクロイヤーたちは次々に怪人を産み出し、世界中の資源強奪を企てていたのである。
 M251ロビンは怒りに震えた。自分達が復活した場所を侵すアクロイヤーは許せない。いずれ人間にも被害が及ぶだろう。だが他のミクロマンたちは日本に建設中の新基地の作業で多忙を極めていた。そこでクレーターから蘇った仲間で部隊を編成し、アクロイヤーに対して立ち上がった。
レスキュー部隊の誕生だ!
 しかしミクロマンにはアクロイヤーの資源強奪の目的がどこにあるのかは、あらゆるエリアから調査しても判らなかった。ただ言えることは、その目的が何か膨大な、とてつもない計画に向けられているのではないかと、おぼろげではあるが気づいたのだ。そしてミクロマンたちは富士山麓に建設中の『地球本部』の完成を急ぎ、アクロイヤーの野望に対応すべく本部内にあらゆる組織(グルフト“研究機関”、クライム“保安機関”、シド“生活機関”)を設けその中でもレスキュー隊員を主流とした活動に中心をおいた。
 レスキュー隊員とは、地球におこるいろいろな災害から人類を守るために作られた救えん隊である。彼らは、彼らの行動を補佐するサーボマンや各種レスキューサーボと共にアクロイヤーの魔手から人間を救うために世界中を処狭しと救助活動に駆け回るのだ。
 一方、アクロイヤーは、着々と計画を進めていた。世界中のあらゆる場所に手下である怪人を送り込み、かたっぱしから資源を奪っていたのだ。その計画とは、まさにアクロトピア建設に向けられていたのである。しかし、アクロイヤーの資源確保を阻止し、人類を守る事を目的として、世界中にレスキュー基地を構えたレスキュー隊員とポリスキーパーたちの調査により、ついにその計画の全貌が明確となった。地球本部では直ちに世界中のレスキュー隊員に指令を下しポリスキーパーと共にアクロトピア建設を阻止するために出動させたのだ。そしてついにアクロイヤーとレスキュー隊員、ポリスキーパーとの壮絶な戦いの火ぶたが切られたのである。

グルフト
GLFT
(研究機関)
ガーデンエリア
Garden Area
ミクロマンたちの食料供給と動植物の研究センターである M101 ジョージ長官 H701 H702 H703
ラボエリア
Labo Area
地球に関することを中心に基礎的な研究がなされている M102 ジャック長官 M151 M152 M153 M154
M110
ファクトリーエリア
Factory Area
ミクロマンたちのためのマシンの開発、研究をおこなう M103 ジェシー長官 T401 T402 T403
M166 M254
トレーニングエリア
Training Area
ミクロマンの体力トレーニングセンターである M104 ジョン長官 M211 M212 M213
M135
クライム
CRIM
(保安機関)
コマンドエリア
Command Area
スター、ネイビー、アーミー、エアーコマンドの4部隊からなっている M111 ボブソン長官 M150 M160 M170 M180
M159
MC-4 MC-5 MC-6
レスキューエリア
Rescue Area
人間及びミクロマンの救助活動を行なうエリアである M112 バーンズ長官 M231 M232 M233 M234 M235 M236
M251 M252 M253 M254 M255 M256 M257
M261 M262 M263 M264
M271 M272 M273 M274 M275
M281 M282 M283 M284
M185
MC-8 MC-9 MC-10 MC-11 MC-12 MC-13
インテリジェンスエリア
Inteligence Area
世界中から集まる情報の収集、分析を行い自らも情報収集にあたる M113 ボビー長官 M140 M141 M142 M143 M144
M165
MC-7
メディカルエリア
Medical Area
本部における医療活動のほか、レスキュー隊員の健康管理、治療にあたる M114 ブラッキー長官 M130 M131 M132 M133 M134
シ ド
SHED
(生活機関)
サービスエリア
Service Area
市民生活のために必要なショッピングセンターである M121 メイスン長官 M181 M182 M183 M184
ホームエリア
Home Area
ミクロポリス内の人工地盤などに家を建築している M122 マイケル長官 M161 M162 M163 M164
エデュケーションエリア
Education Area
各セクションでの研究の成果が一目でわかるエリア M123 ミラー長官 M171 M172 M173 M174 M175
M136
ダイニングエリア
Dining Area
ガーデン内に専用農場を持ち、396人の食事を供給する M124 マックス長官 H711 H712 H713



※ 各エリアの所属人員を掲載するにあたって、『ミクロマンカタログ1979』、タカラ『ミクロマンプレイブック』、浪曼堂『ZERO ZERO PAPER』などを参考にしました。網羅できていないメンバーも多数います。これは富士山地球本部設立時の配置を推測したものですが、転属も度々あったようです。また、コマンド部隊はシドやグルフトに出向しながら、戦闘時はコマンドエリアの指揮下に入るなど、柔軟な組織であったであろうと考えています。


BACK NEXT
新生アクロイヤー軍団 アマゾンの神秘


ミクロアース物語トップページへ