過去ログ第13集

2010年8月16日〜2013年3月20日

この後の記事


アクロデビル元帥登場 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 3月20日(水)05時08分11秒
  元帥のはたらきはそんなに大きく描かれていません。
私が今までに強い印象を持った悪役のボスとしては、
デビルマンの悪魔王、仮面ライダーSpiritsの大首領などを挙げておきます。
アクロデビル元帥もそれくらいカリスマを持っていて然るべきです。
ただ本当の恐ろしさは劇中には出てこない(主人公タカシの目に触れない)だけだと思っています。
総統もアクロイヤー2人を「たわけ!」とねじ伏せる所など、強烈な統率力を持っているのは確かです。
しかしアーデンが出てきたあたりから調子が狂ってしまいましたね。
元帥の登場により、アクロ軍団も烏合の衆ではなく強固な組織として動いているということがはっきりしました。
それは前から匂わせてはいましたが、ついに秘密のベールを脱ぎましたね。
元帥の絵は残念ながら腕を降ろし斜め左から見た立ち姿しかなく、後ろ姿は出てきません。
古城版でも森藤版でもそれは同じです。
フィギュアを作ろうとする方はその点苦労していらっしゃいますね。
ワンフェスで一時見かけたことがありますが、買いたかったです。
メカ量さんの作品も見事でした。
いつか配布してほしいと祈っています。
 

おお! 投稿者:MC-7  投稿日:2013年 3月16日(土)22時04分30秒
  アクロデビル元帥登場ですね。

どの程度、元帥なのかが楽しみです。
森藤版では、総統アクロイヤー程度の感じでしたが、どうでしょう?

異次元通過でミクロマンサイズか。
また新たな事実が出てきたぞ。
 

昭和58年10月号 解説 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 3月10日(日)23時15分32秒
  扉絵でアクロデビル元帥が初登場しました。
「基地にまぎれこんだ三人をとらえろ!!」と命令しています。

アクロイヤーの戦闘機はカラーページでアクロインターセプターという名前がついています。
森藤版にも出てきますが、商品になっていません。
操縦席の外観はアクロサタンのフードに似ています。
浮上力を生む大きな円盤をベースに、機首や安定翼などをくっつけたデザインです。
駐機中は安定翼を後方に折り畳んでいます。
これをスクラッチしてくれる人はいないでしょうか。

ついに異次元発生装置が出てきました。
塔の最上部に巨大な目玉のような球を持つ不気味な機械で、活発に火花を発しています。
これを奪い返すことがミクロマンの悲願なのですが、守りは堅そうです。
 

昭和58年10月号 あらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 3月10日(日)23時14分12秒
  異次元要塞にまぎれこんだ3人を捕えようと基地内のアクロ星人たちの動きが活発になってきた。
タカシとユカは異次元を通ってきた影響でアクロイヤーと同じサイズになっていた。
3人はユカが見つけたアクロイヤーの戦闘機に乗って脱出することにした。
すぐにアクロ星人が追いかけてきたが、テレビゲームできたえたタカシの腕とサラムの的確な指示の連係で
次々と敵を撃ち落としていった。
3人の乗った戦闘機が基地内のある区域に来たとき、追手の戦闘機が急に引きかえした。
その代わりに長い首のついた機銃が何本も伸びてきて、タカシらは砲撃を受けて不時着した。
そこにあったのはアクロイヤーの異次元発生装置だった。
 

大きな口の怪獣の正体 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 3月 9日(土)00時14分11秒
  10月号のミクロマン読者クラブの「なんでもQ&A」に答えが載っていました。

Q2 TVアニメマガジン9月特大号に出ていた大きな口のかいじゅうみたいのは何ですか?(岐阜県・○○○○)
A2 あれは、アクロ星人のげんえいそうちで作られたまぼろしだ。アクロ星の科学はおそろしいね。

ではウォッチロボは幻と戦って自爆したというわけですか。
でもそのおかげで幻影装置が破壊され、状況をつかむことができたということなら浮かばれるでしょう。

ところで、異次元要塞やインターセプターは森藤先生が描いたのと同じです。
『ミクロマン完全版03』の463ページに載っています。
主人公の名前も同じだし、共通の世界だと言っていいかもしれません。
 

昭和58年9月号 解説 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 3月 7日(木)23時17分17秒
  ローリングサンダー付属(?)のキルクは、サラムの次に台詞の多いミクロマンです。
「いそげ、つづくんだっ!!」「くらやみがきえたらふつうのへやにもどった」
池原版での出番のなさを取り返すかのようです。
浪曼堂での復刻時にウェインと呼ばれるようになったミクロマンですが、
タカラとしてはキルクのつもりだったのではないかと想像すると面白いことになります。
1980年当時、ニューミクロマンのうちの1人がローリングサンダーに紛れ込んでいたとしたら?
ローリングサンダーは磁力エネルギー研究用のマシンということになっていますが、
極秘任務のオペレーション・ムーンゲイトに関わっていたという見方もあります。
異次元発生装置を奪還したニューミクロマンが次元を超え、
αH7の除去に協力していた証拠だと言ったら考えすぎでしょうか。

暗闇の中の巨大な口だけの化け物の正体は何でしょう。
ゲイモス?
いいえ、フィギュア王No.23のイラストとはかなり違いました。
ゲイモスはクジラとマンモスを合体したような怪獣として描かれ、上下に開閉するあごを持っています。
一方、異次元の巨大な口には多数の牙が全周にわたって概ね中心を向いて並んでいます。
つまり上下だけでなく左右にも開閉できる、柔軟なあごを持った怪物であると考えられます。
地球の脊椎動物とは全く違う異様なつくりの口なのです。

ウォッチロボはサラムたちを守るため自爆しました。
愛のなせるわざそれとも、あい・AIの力ということでしょうか。
これはアシモフのロボット三原則に従ったに過ぎず、何も驚くようなことではありません。
しかし、ウォッチロボの親切で人間的な描写を見てきた読者としては、
ロボットであることを忘れてしばし感傷に浸りたい気分にもなります。
ウォッチロボは優秀なロボットでした。
 

昭和58年9月号 あらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 3月 6日(水)22時49分18秒
  せんのうされたタカシにユカちゃんが捕まり、サラムは手が出せなかった。
異次元からアクロサタンたちも現れ、今度こそおしまいだと思ったその時、
ミクロマンたちがウォッチロボとともにかけつけ、アクロサタンを倒した。
しかしせんのうされたタカシはユカちゃんをつれてドアの向こうの暗闇に消えてしまった。
サラムとウォッチロボが後を追ったが、異次元の入り口が消えて10人のミクロマンは取り残されてしまった。
異次元ではサラムがウォッチロボに指令を与え、気ぜつ光線でタカシの洗脳をといた。
暗闇から無数の触手がのびてきたので、バリヤーをはらせたが、
バリヤーのない3人は巨大な口にのみこまれそうになった。
3人いっぺんに助けられないので、ウォッチロボは自爆スイッチを入れて口に飛び込んだ。
やがて周りが見えてきた。
タカシたちのいる場所はなんとアクロイヤーの異次元要塞の中だったのだ。
 

古城版いいでしょう 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 3月 6日(水)22時37分30秒
  新宅版がエイリアンということになるでしょうか。
その例えに当てはまるのは、作家が違えば作風も変わるということですね。
古城版ミクロマンはわるくないなあと感じているのは確かです。

これまでのところ、1週間で1号分のあらすじと解説を紹介するペースをほぼ維持していて、
この調子だと5月頃に最終回まで紹介しきることになるでしょう。
意外と長いような気がします。
 

古城版いいですね。 投稿者:MC-7  投稿日:2013年 3月 6日(水)14時26分21秒
  なんというか、温かみのあるマンガに思えますね。
いや、違う。冒険活劇風と言うべきか。

表現がちがうかもしれませんが
池原版 エイリアンV
古城版 エイリアンU
みたいな?わかりずらいか。

人類に視点を置いている点がマンガとして受け入れやすい感じですね。
しかし、博士の指摘「勝手に持っていかなければ・・・」
私が、このマンガを初めて見たとして気付いたかどうか・・・
笑っちゃいますね。

次号も楽しみです。
 

昭和58年8月号 解説 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 3月 2日(土)06時20分55秒
  10人のミクロマンが再び登場しました。
相変わらずスチュアート・ウェインが混ざっています。

今回はユカちゃんが大活躍です。
日頃のおてんばぶりがわかるというか、小さいのにすごく肝っ玉の太い女の子です。
一人でパイプをよじ登り、パンツ丸見えになっているのも気にせず通気口から侵入し、
サラムに見つかっても声も立てません。
お兄ちゃんのガンロボまで持っている始末。
勝手に持っていかなければタカシは捕まらなかったかもしれないのですが。

デスサタンはミクロチェンジのカタログにも載っています。
アクロサタンを大型化したような不気味なメカで、
パワードスーツのように乗り込むタイプの兵器です。
アクロサタンがサタンプロテクターを着たままフード部分を出しているように見えますが、
全部脱いで乗るのがちょうどいいかもしれません。
特徴的なのは背中から頭越しに伸びた巨大なビーム砲です。
また両手のデスサタンクローも強力です。
鳥のような足があり、ウォークインセクターのようにゼンマイ歩行しそうに見えます。
商品化を前提としてデザインされたものかもしれません。

勝負を決めたのは、水にぬれると感電しやすくなるという生活安全上の知識でした。
けなげな水かけ攻撃でユカちゃんは敵の油断を誘い、サラムとの連係プレーで見事デスサタンを倒しました。
サラムに言われたのではなさそうなので、テレパシーでも使えるのでしょうか。
 

昭和58年8月号 あらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 3月 2日(土)05時57分50秒
  みんなのきょう力で爆弾はなんとか回収できたが、タカシくんがゆくえふめいになってしまった。
こんどの事件の少年たちは全員マイコンをつかう学習塾の生徒ばかりだったという。
ミクロマン達の話を聞いていたユカちゃんはひとり学習塾にしのびこんだ。
ユカは生徒たちがマイコンによってせんのうされているところを目撃する。
ユカを見つけたサラムがいっしょに電源をきろうとしたが、異次元から強化スーツのデスサタンが現れた。
ユカは兄のガンロボをとりだし、ミクロチェンジして戦った。
しかし頑丈なデスサタンには敵わず、ガンロボは至近距離からビーム砲で撃たれてバラバラになった。
ユカはホースで水をデスサタンにかけることくらいしかできなかったが、
サラムが爆発でむき出しになっていた電気配線を投げつけると、
ぬれたデスサタンに大電流が流れてやっつけることができた。
そこへタカシが現れ、ユカは喜んで駆け寄った。
ところがタカシはすでにアクロイヤーに操られており、
ユカにナイフを向けて「サラム動くな!!」と言った。

9月特大号につづく
 

昭和58年7月号 解説 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 3月 1日(金)04時24分46秒
  また未完結です。
先月のすっきりしない気分を晴らそうと続けて購読しても同じことになりました。
ページが少ないために1話を複数の号に分けたのでしょうか。
いいえ、1号ごとにちゃんと盛り上がっているようです。
漫画家歴の長い古城先生は、主人公の活躍も新メカの紹介も戦闘シーンも全て、
扉を除いた7ページに無理なく盛り込む名人です。
どうしても購買意欲をそそり、部数を伸ばさなくてはいけないという出版社側の事情がそうさせたのでしょう。
実は最終回まで延々12回もこのパターンが続きます。
あなただったらどこまで我慢してついていけるでしょう。

今回のスポットライトはウォッチロボに当たりました。
小型で可動部が少ないロボットですが、古城先生の手にかかると派手な動きがつき、非常にかっこいいです。
商品に銃はついていませんが、いかにも付属していそうな感じの銃を撃ちまくって大活躍します。

ジェットヘリXL120は先月号ではミサイルを装備していませんでしたが、
今月は気ぜつ光線を発射する都合からか、ミサイルが装てんされて描かれています。
カセットから変形するシーンはありません。
商品にはヘルメットがついていますが、漫画のサラムはノーヘルです。

5月号でやられたミクロカセットロボが復活しました。
作られた時もあっという間でしたが、サラムは簡単に直してしまうようです。
もしこれがカラーの漫画だったら、後期版カラーになっているかもしれませんね。
ミクロスの等身バランスは玩具とほぼ同じですが、5月号の時は不自然なくらいスマートに描かれていました。
はじめはデザインイラストくらいしか資料がなかったせいだろうと思います。

扉絵でタカシはブローニング=M1910を構えているのですが、
劇中ではガンロボを忘れてしまったようです。

ハラハラさせるシーンが次々と出てきて、結構面白い回だったのではないでしょうか。
 

昭和58年7月号 あらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 2月23日(土)00時04分23秒
  サラムとタカシはばくだんをもった少年を一人見つけてジェットヘリの気ぜつ光線を発射し、
ばく発の30分前にきばく装置をはずすことができた。
このままではぜんぶのばくだんをしょりするのはムリなので、手わけしてさがすことにした。
サラムはジェットヘリの機材で少年のうで時計を改造し、ばくだんのついせきそうちにした。
また、カセットロボやミクロマンにもおうえんしてもらうことにした。
タカシはアクロイヤーにせんのうされた少年がプラットフォームにいるのを見つけ、
電車の中にばくだんをしかけられるのをとめようとしたが、異次元からアクロサタンの一団が現れた。
その時、うで時計がロボットにチェンジし、アクロサタンをやっつけた。
タカシはいそいで少年を追いかけたが、少年の乗った電車が発車してしまった。
辛うじてうで時計を窓から投げ入れ、ウォッチロボが3分前で起爆装置をとめることができた。
しかし、ウォッチロボのいなくなったタカシの前にアクロイヤーの一団がまたあらわれた。
タカシひとりになるのをまちかまえていたのだった。

8月号につづく
 

ミクロマン電子書籍化決定 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 2月20日(水)04時15分2秒
  電子書籍版ミリオンヒーローコミックに、新刊が加わります。
原作:響わたる/まんが:森藤よしひろ……そう、伝説の男児玩具をコミック化した、

『ミクロマン 完全版』

のリリースです。
現在1600以上の全ページを電子化作業中。電子コミックならではの特典として、当時の生原稿をもとに掲載時のカラーページを再現します。

発売日および取扱い店舗などの詳細は確定し次第お知らせいたします。お楽しみに!

以上、ミリオン出版最新情報ブログより引用
この機会に、「ミクロマン物語」の未収録のカットも是非載せてほしいです。

http://millionhero.jp/microd/

 

古城版での事情 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 2月20日(水)03時19分6秒
  ミクロマン読者クラブには、たどたどしい低学年児のおたよりがたくさん載っていました。
対象年齢は上がっていないみたいで、むしろ新しいファン層の獲得に成功したようです。

アクロサタンがニューアクロイヤーの格下扱いなのは、絵的に納得できると思います。
アクロサタンはサタンプロテクターをはずせば個体差は全くなく、大変没個性的です。
一方アクロイヤーは色以外にもボディの形から3種類あり、
キャラが立っていることから幹部扱いが似合います。

私自身が忘れていたのですが、池原版ではアクロサタンとアクロ星人を区別していました。
アクロ星人の少数のミュータント(突然変異体の意味で、クネクネ人間のことだとは思わないでください)のみをアクロサタンと呼ぶらしいのです。
池原版の途中でアクロサタンは死んだので、似たような顔のやつが出てきても、
それは普通のアクロ星人と呼ぶか大づかみにアクロイヤーと呼ばなければいけません。

古城版ではまだ一度も「アクロサタン」という言葉は出てこないので、
この言い習わしを継承しているとも言えます。
しかし古城先生としてはそこまで細かく区別する必要は感じていないようで、
「アクロ星人」も使っていません。
読者として古城版を論ずる場合は、見た目の区別上の意味で
「アクロイヤー」「アクロサタン」と呼んでいいのではないかと思います。

スチュアート・ウェインが出てくるのは、
タカラが古城先生にキルクの実物資料として間違えて渡したからかもしれません。
 

博士、ありがとうございます。 投稿者:MC-7  投稿日:2013年 2月18日(月)22時27分27秒
  なんとなく、対象年齢層が上がっているんでしょうかね?
アクロイヤーの組織としての描写、現実世界で起きそうな事件に重ねている点。など。
そして、ページ数の少なさに対応したキャラの削減など、
努力と妥協が、マンガ自体の内容を濃くしようとしているようです。

しかし、ニューのメンバーを飛びこえて、スチュアート・ウェインとは驚きです。
サタンの格下げぶりも私にとっては新しい発想です。
なんとなく、サタンの方が格上扱いになってしまってました。(なんでだろ?)

私の中では、
アクロ星人(?)、ミュータント(サタンの中の人)、ロボット(ニューアクロイヤー)の順と考えてましたので
(ニューアクロは足が前後に割れて上半身も折れるし・・・)

いずれにしろ、面白いです。
前作との人物の違いも、さてどういうふうに考えようかな。っと


 

昭和58年6月号 解説 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 2月16日(土)05時56分54秒
  扉絵は、爆破されるダムと一眼レフを構えサラムを肩に載せたタカシです。
「にんき大ばくはつ!!」ということばが重ねてあるのですが、悪い冗談だと感じました。

ダム、ビル、ガスタンクがアクロイヤーの攻撃を受けました。
森藤版「アクロイヤーの大なだれ作戦」「むてきのミクロ基地」「第2のアクロイヤー」と同じ被害に
次々に襲われるのですから、冒頭からニューアクロイヤーのとてつもない恐ろしさを匂わせます。
しかし、アクロイヤーが直接攻撃したのではなく、
子どもを操って爆弾をしかけさせていたのは残念でした。
そんなに手の込んだことをせず、アクロイヤー自身の破壊力や気持ち悪さをもっと出してほしかったです。

アクログリーンが今回も指揮官として登場しました。
漫画の都合上、作戦の概要をタカシに教えてくれます。

カメラロボは実物より手足がよく動き、大変かっこよく描かれています。
これを見たら間違いなく買いたくなるでしょう。
 

昭和58年6月号 あらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 2月15日(金)23時03分13秒
  あちこちで爆発事件が起き、日本は大混乱になった。
現場ではいつも不審な少年が保護されていたが、
どの少年たちもなんであんなところにいたのか全然記憶にないという。
ひょっとしたらアクロイヤーの仕業ではないかとにらんだサラムは、
タカシにカメラをわたして町の少年たちを写してくるよう言った。
タカシがある少年を撮ったところ、アクロイヤーのカゲが見えたので後を追った。
少年が入った建物にはアクロイヤーがいて、タカシは捕まってしまった。
そこには大勢の少年少女がいて、小型爆弾を持って出ていこうとしていた。
タカシは目を覚ますよう必死に呼びかけたが、みんな洗脳されていて全く声が届かなかった。
アクロサタンが一斉に銃口をタカシに向けた時、カメラのフラッシュが光ってアクロサタンの目がくらんだ。
カメラは三体のロボットにチェンジし、アクロイヤーを撃退しはじめた。
そこへカセットマシンジェットヘリに乗ったサラムがやってきて、タカシとともに少年たちを追いかけた。

7月号につづく
 

昭和58年5月号 解説 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 2月15日(金)22時10分16秒
  冒険王は今月からTVアニメマガジンとなり、版型はB5から横幅が15%広いワイド版になりました。
講談社のテレビマガジンでも同じことがありましたが、TVアニメマガジンはそれより半年早いです。
一方、ページ数はそれ以上に減り、246ページあったのが190ページになりました。
「ミクロマン」のページ数も12ページから8ページに減らされました。
ページの減らなかった「ミクロマン読者クラブ」は、そのまま情報量(文字数)が15%アップしています。

元々ページ数の少ない冒険王版ミクロマンですが、さらに減って話が中途半端になったかというと、
そんなことはなく、ガンロボの大活躍で終わるストーリーはうまくまとまっています。
ピストルがオモチャじゃなくて本当に撃てるだけでなく、ロボットにチェンジし、しかも強いという、
何重もの驚きが隠れていることがすごいです。

悪役が強くなくちゃ面白くありませんが、アクロイヤーには組織立った動きが見られます。
指揮官のアクログリーン1体とアクロサタン8人以上で隊が構成され、
アクロサタンは構えた光線銃を、アクログリーンはアクロクローの間から光線を撃ってきます。
発射口がかっこよく描かれています。

10人のミクロマンは池原版とは全く顔が違います。
001アロムが準主役なみにかっこいいお兄さんとして描かれており、
011サラムもこのくらいかっこよくしてほしかったと思いました。
ウェーブブレストです。

002イリヤは角刈りで眉がつながった体育会系です。
ブラッキー配色です。

池原先生が殆ど登場させなかった007キルクはちゃんと出てきますが、
何とM254スチュアート・ウェインになっています。
配色とステッカーがそうです。
碧眼で、外国人っぽく描かれています。

あとのミクロマンはその他大勢っぽい扱いですが、個性が描き分けられている感じがします。
池原版の主役だった009ケンジはリーゼント頭の普通の人になりました。

ミクロマン10人はスーパージェットみたいなオリジナルマシンに乗り、
全国のモジュール回収のためという理由で去っていきます。
登場早々の退場は非常に残念ですが、
商品としてはもう売っていないことを考えると仕方ないかもしれません。

草むらから再び襲ってきたアクロ軍団は全員アクロサタンで、
異次元に逃げることなくガンロボに殲滅されてしまいます。
アクロサタンは戦闘員のような雑魚扱いなのかもしれません。
 

ワンフェス2013[冬]の成果 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 2月11日(月)22時45分49秒
  久しぶりにワンダーフェスティバルに行ってきました。
ミクロマンファンによる作品は大変良質でした。
今回会場で購入したのは、
暗黒双殺剣さんの「アクロカノン・ジェットセット」「総統アクロイヤー&改造パーツセット」、
ぬのまるさんのスパイマジシャン「リング」「ステッキ」、
大帝國ビルトさんのマグネフォース改造パーツ「ニューアクロイヤー」「ミクロボーグ」、
ミリタリーフォース改造パーツ「アクロサタン」です。
私もまたこれらの作品群と肩を並べられるような作品を送り出したいです。

上京したついでに渋谷の東急ハンズで材料を購入しました。
アルミパイプはスパイヘリの発射機に、
アクリルブロックはミクロアースジオラマに使います。
 

昭和58年5月号 あらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 2月 9日(土)02時35分42秒
  ミクロカセットロボはアクロイヤーからサラムとタカシを守ろうとして次々とやられてしまった。
もう最後かと思った時、地球にいた10人のミクロマンがやってきて反撃を始め、
アクロ軍団は異次元へと退却していった。
仲間たちは光の雨といじょう電波をキャッチしてかけつけてきたのだった。

ミクロマン10人は、M(ミクロム)2000のモジュールを回しゅうするため全国にちらばっていった。
数日後、タカシはサラムと手わけしてモジュールをさがすことにした。
サラムは用心のためピストルを1丁タカシに持たせた。
ユカと一緒にモジュールを拾っていると、草むらからアクロサタンの一団が現れた。
タカシはピストルで勇敢に戦ったが、ミサイルの爆発でピストルを手放してしまった。
するとピストルがロボットに変形し、ガンロボ1体でアクロサタンをぜんぶやっつけてしまった。
 

昭和58年4月号 解説 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 2月 3日(日)20時38分28秒
  第2部の作者は、まんが/古城武司(原案/加藤良信)に変わりました。
まずはどうしても目についてしまう不満から。
池原版に比べてミクロマンの絵はかなり改善されていると思いますが、
人物は口を開けて描かれていることが多く、表情の豊かさにおいては見劣りを感じます。
それにサラムがあまりかっこよくないのがちょっと気にかかります。

漫画とは別に、「ミクロマン読者クラブ」という、
みぞろぎ孝カットの楽しいページも始まりました。
カラーページでは高橋秀勝によるアニメ風のイラストが掲載され、
ミクロチェンジシリーズのカタログにも小さく載っています。
それによると、タカシの本名は紺野たかしといい、小学3年生だそうです。

タカシはパソコン(マイコンとも呼ばれた)を持っています。
すでに昭和56年に発売されたNECのPC-9800シリーズが、
研究開発からビジネス、そしてホビーまで幅広いユーザーを獲得していたという時期です。
とはいえ小学3年生の学習用として、パソコンはあまりに高価といった感じがします。
父親が軽飛行機を操縦することなどから見ても、裕福な家庭に恵まれていたようです。

タカシの容姿はあきらくんに似ています。
古城版のタカシと高橋版の紺野たかしではかなり印象が変わるのですが、これが同一人物だというなら、
片貝あきらと紺野たかしは瓜二つだと言ってもかまわないでしょう。
違うのはジージャンの前を全部あけ、襟を倒し、袖をまくっていることと色だけです。
服の明らかに違う森藤版のたかしと古城版のタカシの方が別人みたいです。

マザーコスモスの絵が出てくるのですが、池原版を踏襲しているようです。
アクロイヤーやアクロサタンの描き込みは池原版よりもっと細かいです。
ミクロマンはリベットを消すなど適切にデフォルメしていますが、
池原版と違ってボディのモールドが玩具に忠実に描かれています。
欲を言うなら、腰・大腿・腕のモールドもしっかり描いてほしかったです。
サラムのカプセルは玩具以上にディテールアップされています。
模型ファンなら改造して再現する題材にもってこいです。

物語は中途半端なまま次回へつづきますが、悪役まで一通り登場しており、
基本設定の紹介という初回としての使命を一応果たした形となっています。
もっと明らかにしてほしかったのは、軽飛行機を巻き込んで落下した事件のことです。
スーパーコンピューターミクロム2000が大気圏侵入速度を誤るというのはどういうことでしょう。
異次元からの妨害があったのかもしれませんがそのような描写はなく、うっかりで済まされています。
サラムはミクロム2000をバラバラに落下させ、タカシの家族まで危ない目に遭わせてしまったことを
重く受け止めなくてはいけないでしょう。
軽飛行機を助けたのは英雄的行動ではなく自分の失敗を繕ったにすぎません。
ウルトラマンがハヤタを巻き添えにした償いに地球人の味方になったのと似ています。
「ありがとう」とも「すまない」とも言いにくい状況なのはわかりますが、
事故の責任についてはっきりさせなかったのはすっきりしませんでした。

第2部の設定は悪くありません。
タカシはサラムと出会ったことにより、秘密の基地、忠実なしもべなど、
少年たちが憧れるものを全て持つことになります。
バビル2世と比べても引けを取らない構図です。
コンピューターも持っていますからね。
その上、かわいい妹も持っているのはちょっと現代的かもしれません。
名作になる要素を充分に備えて、次回から本格的な戦闘に入ります。
 

第1部総評 投稿者:MC-7  投稿日:2013年 1月31日(木)00時09分47秒
  興味しんしんに読ませていただきました。
ありがとうございました。

総評ですが、色々な視点があるということか。なるほど。
どうしても、我々読者としては
ミクロマンの場合(というより、こういった地球外知的生物 もの)は
地球人との友情(力を合わせて・・・)めいたものを期待してしまうものですね。
しかし、博士の言う視点であれば納得です。

ニュー達が大人な分、タッチンを戦闘に巻き込むのを是としないでしょうし
ケンジもそれを理解できるようになったということでしょう。
言い換えるとクールな大人の対策をとっている感じですかね。
そう理解して、再度読み直すとまた違ってきますね。うん。

して、第2部ですね。
こちらは、1/1の魅力を発揮させなければなりませんので
タカシ君の出番有り有りですね。
その分、ミクロマン達の出番は少なそうですね。
森藤版でもそうだったように・・・残念。
しかし、森藤版との違いが楽しみです。
続き、よろしくお願いします。
 

冒険王昭和58年4月号のミクロマン 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月27日(日)21時51分40秒
  第2部/ミクロチェンジ編@

地球にちかづく一せきのうちゅう船があった。
乗員は一人だけで、コンピューターは大気圏突入速度が速すぎることを警告した。
しかし船が大きすぎて減速できず、モジュールに分解して落下していった。

タカシが父の操縦する軽飛行機で東京郊外を遊覧飛行していると、
光の雨が降ってきて機体が揺れだし、強い衝撃を感じて父も妹も気絶してしまった。
もうだめだと思った時、小さな宇宙人のカプセルに主翼を支えられて、
飛行機はちゃんととぶようになった。

その晩、タカシは二階で宇宙人と二人きりになった。
サラムはパソコンのキーボードを押したりテレパシーを使ったりして、
自分の名前やミクロアースから来たいきさつを語りはじめた。
タカシのカセットを使ってモジュールの探査機を作ることにした時には、
普通にことばで話すようになった。

その時、宿題をしていると思った母親が夜食を運んできた。
サラムは人形になりすましたが、妹のユカがさわりだしてタカシもあせってしまった。

2人は軽飛行機が墜落しかけた場所にやってきた。
タカシが「ミクロチェンジ!!」と叫ぶと
3つのマイクロカセットがコンドル、ジャガー、ロボに変形し、
ミクロム2000のモジュールを回収し始めた。
そこに強力な光線がタカシを襲った。
ジャガーとコンドルのおかげでよけられたものの、攻撃は続いた。
地球をねらうアクロイヤーが現れたのだった。

TVアニメマガジン5月号につづく
 

第1部の総評的なこと 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月26日(土)02時31分7秒
  私なりに締めくくりを。

ページ数の制約から、どういう経緯でそのような大事なことが起きたのかを描写しないで
いきなり見せ場に入ることがよくありました。

まず、第1話でケンジが単独で敵と戦っていたのはなぜか。
そしてアクロ星人の目的は何か。
旧アクロイヤーの目的がアクロトピアの建設とはっきりしていたのに対し、
アクロ星人は地球侵略が目的かと思えば、地球の爆破も厭わないよう。
ミクロマンにとっては見当違いの怨みで動いているようにも見えます。
アクロイヤーの種族を存続繁栄させようという様子は見えてきません。
アクロ星人の正体は謎だと言いますが、
何がわからないといって、その目的ほどわからないものはありません。
母星の状況でもわかればいいのですが。

ミクロマンはどういう立場で地球を守ろうとしているのでしょう。
追討を命じたミクロポリスが滅びても、命令はまだ有効なのか。
地球人の少年との友情に従って?
かつてのミクロアースの代わりに住む星だから?
ミクロアースの人々の敵討ち?
地球に愛着がわいたから?
そういったミクロマンの心の中を露わにすることなくして、
ヒーローの使命を無条件に読者に認めてもらうことはできないと思います。

あまりにも省略が多くて、読者が知ることができるのは結局
作品世界のほんの一部だけなんだなあという思いを強くしました。
第1部で優先されたのはケンジの視点でした。
彼から見たアクロイヤーの討伐劇を、
純粋な心を持った地球人の少年と出会ったことをきっかけに
ケンジが飛躍的な成長を遂げた時期について記録したのが本作品だったと言えます。
仲間の中で最も勇敢であるという自我を確立したことが最大の成果かもしれません。

省略されたことは、その時の主人公の心が改めて問いかける必要のなかったことであり、
007とのつきあいや国家的な思惑などは、
ケンジにとってあまり意味のないことだったのかも知れません。
タッチンが後半登場しなくなったのも、
ケンジが精神的に脱皮して少年から大人になったことを意味するのではないでしょうか。
 

悪玉 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月25日(金)03時12分33秒
  なんだか、人類はもともとアクロイヤーで、
その中で互いに相手を非難し自分だけは正義だと言っているような気がしてきました。
しかし、惑星探査機に付着した微生物で他の惑星の環境を壊すことがないよう
細心の注意を払っているところなどに、人類の良心を信じたいという気持ちはあります。

アーデン星人の中でも、善玉と悪玉というくくりはできないとしても
タカ派とかリベラルといったいろいろな主義はあるでしょう。
友好的なアーデン星人もいるに違いないと思えば、滅亡を回避するのに協力する道も探らなくてはいけないでしょう。

アクロ星人に関しては、ある惑星で生まれて進化した生物と言うより、
地球や宇宙各地からアクロイヤーの仲間が集まってきたものではないかと思います。
ミクロマンへの憎しみがどれだけ強いかを競い合っているような、
反ミクロマンという意味での悪に凝り固まった集団です。
ただし、ボンボンのイラストにデスキングやデスマルクは見当たらないことから、
そこに合流することなく星間帝王は本当に倒されたのだと思います。
それにしてもアクロ星人の正体は謎で、それを解明しなくては、
元帥を打ち取ったくらいで地球を守ることにはならないでしょう。

アクロ大帝と星間帝王は、彗星を基地としているなどの類似点から
つながりがあるような気がします。
 

それですよね。 投稿者:MC-7  投稿日:2013年 1月23日(水)22時09分31秒
  そーなんですよね。K−1さんのおっしゃる通りです。
誰も皆「悪事」が働きたくてやっているんではない。
彼らの中の理屈をこねくり回して
「だから止むを得ないんだ。」「だから正義なんだ。」「それが真理なんだ」
という具合に行動原理を探らなくてはならないと、
私も思って彼らの歴史を眺めております。

ニューの世界のアクロ星人については
まだまだ研究の余地がありますね。
楽しみがいっぱいですよ。
 

思うに 投稿者:K−1  投稿日:2013年 1月22日(火)22時03分12秒
  爆発四散したミクロアースから他の惑星に飛ばされた生命核は無数にあるはずです。
辿り着いた星の環境によってはすべてがアクロイヤー化して蘇生するという事態もあったかもしれません。
すべてが「悪」だった場合どんな社会が形成されるでしょう?
互いに最後の1人になるまで無差別に殺し合い奪い合うだけでしょうか?
知的生命体であれば徒党を組む、より強い者の配下に入る、他集団を侵略することも考えられます。
集団ができあがればそこにはそれなりの秩序も生まれるでしょう、思いつくままに無法を繰り返していては集団が成り立ちません。
いずれは強い統率者の下、惑星国家もできあがるかもしれません。
そう、どんな形であれ集団、国家を形成する過程においては善も悪もないのです。
ただその集団が他の集団にとって脅威となるか否かは別問題ですが・・

中には欲望のままに資源を取り尽して自らの星を滅ぼし他の惑星の資源を狙う者たち、
星間環境の悪化により故郷の星を離れて移住を余儀なくされ他星侵略もやむなしと考える惑星国家、
ミクロマンとアクロイヤーのように互いに争いつつ戦禍を他星にまで及ぼしたり、中には異次元にまで勢力範囲を広げる例などもあるかもしれません。

アーデンや他の宇宙アクロイヤーたちもそうした歴史の上に成り立っていると考えたらより話も広がりませんか?
 

ええと 投稿者:MC-7  投稿日:2013年 1月22日(火)14時59分6秒
  >アクロ大帝ではなくてアクロデビル元帥ですね。

痛恨の極みでございます。

>アクロ星人がミクロアースを攻めてきた時の森藤先生のイラストが、アクロ星人の正体についての答です。
そこには初代アクロイヤー、アクロイヤー2、総統、アーデン、アクロレッド、アクロサタン、アクロデビル元帥の姿が見られます。
全てのアクロイヤー的なもの、それがアクロ星人だと言えるでしょう。

ここについては、
私の解釈がまだ、追いつかない点ですね。
森藤版でニューの世界が現在の地球の未来なのであれば、
総統、アーデンの存在はOKですよね。ミュータント型もOK。
とすると、アクロ大帝残党、アーデン軍残党(民間アーデン人以外)や
ガウス星反乱軍残党らが合流してアクアムーンを母星としアクロ星人を名乗ってもいいですよね。
とすると、合流した彼らが創りだしたのが、あのミュータントとならないでしょうかね。
ミクロマン・人類に破れた地球侵略残党軍らが、
人類とミクロマンの共存ができたように
彼らもそれを望み、新たな身体の獲得に挑んだのだが・・・的な。

んー微妙。
整理できずに進めるとダメですね。
やはり、裏紙に雑記から始めないと接点なり問題点が見えてきませんね。
しかし、無理矢理だらだらと口にしていて「これだ!」ってのもあるんですが
今はまだ、記憶情報が少ないです。

いずれにしろ池原版一部完ですね。
ほんとあっけなかったですが、救助作戦となると燃えますね。
また二部に期待です。
ありがとうございます。
 

007キルク 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月20日(日)22時09分40秒
  第1部に出てこなかったり、活躍の機会がほとんどなかったりした商品はその都度解説しましたが、
実はレギュラーのはずのキルクが一度もまともに出てこないんです。
ミクロマン側の主役扱いである009ケンジが当然一番多く、
次いで兄の010コロナ、004エイジ、リーダーの001アロムくらいが常連で、
003ウイリ、005オルガ、008クレオ、002イリヤ、006カムイの順で印象が薄くなります。
クレオは名前が出たことはありませんが絵はよく出てきて、
物わかりのよさそうなハンサムに描かれています。
しかし007キルクは絵さえ出てきません。
もしかしたら後ろ姿や体の一部くらい映っていたのかもしれませんが、
レスキュー隊員のM251ロビンや今月末発売予定のサニーと同じボディを持つ
キルクの姿は一度しか確認できませんでした。
ミクロマンが勢揃いしたところはめったに描かれておらず、
唯一10人のミクロマンが一度に描かれた第1回の扉絵で、
キルクの特徴となる両肩の様子は何とか見分けられたものの、
かなり小さくてどんな顔か全くわかりませんでした。
キルクをまともに登場させなかったことにはどんな事情があったのでしょう。
単に忘れていただけのような気もします。
 

昭和58年3月号 解説 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月19日(土)13時25分45秒
  どのようにしてアクロイヤーの基地を見つけたのか、詳しくは語られません。
しかし状況から見て、宇宙から監視していたら火山島の活動中の火口の中に
不審な建造物があるのに気づき、アクロイヤーが出入りしている形跡があることから
基地と断定したといったところでしょう。

コズミックファイターは去年の7月号にも出てきましたが、
3月号ではヘリに変形する見せ場があるのが嬉しかったです。
コアブロックシステムにより様々な形態でローターやキャタピラを駆動させることができ、
非常に高いプレイバリューを誇る割には
テレビマガジン6月号のモノクロ記事くらいしか広告はなく、
隠れた名作だと言っていいでしょう。

今回はミクロマンのチームワークの良さが光りました。
007クレオはコンピューターを使った分析の能力がすごく、
アクロイヤー基地の発見や反物質爆弾の検出に力を発揮しました。
003ウイリが偵察機を送ろうと提案すると、
009ケンジが単身で敵基地に潜入する勇敢な任務を即座に買って出、
リーダーの001アロムが「うむ」と言っただけで行動を開始するところなど、
仲間を信頼している様子がよく伝わってきます。
ケンジは去年の7月号で兄に勝手な行動を咎められてからかなり成長したようです。
アロムが命令口調になるのはコンピューターに対してだけで、
エイジをケンジの救出に行かせる時も「誰かケンジを救出にいってくれ」と言うだけで
救出は迅速に行われ、順調にトラクタービームが発射できました。
004エイジは「よくやった。お前のおかげで地球は守れそうだ」とねぎらうのも忘れません。
一人一人の能力や個性を生かしながら、チームが連係して
スムーズに事が運ぶのを見るのは、とても気持ちいいです。

3月号で変だと思ったのは、ケンジがコズミックファイターのヘリで火口に降り立ち、
エイジもコズミックファイターのヘリで救出に行ったことです。
これは、ケンジがコズミックファイターを無人で
マザーコスモスに帰してしまったということになりますね。
救助がなくてもケンジが帰還できる手段を残しておかないのは不自然だと思います。
どちらかが別のメカならよかったのですが。
例えば、ケンジがバルジェットで火山島に向かって、
アーマードスーツ形態で基地近くに降り立つとか。
または、エイジがミクロロボット7で出撃して、
ケンジに群がるアクロサタンを蹴散らすとか。
そうやって商品のアピールをすればよかったのにと思いました。

12月号に反物質爆弾の伏線がありましたね。
地球に時限爆弾をしかけ、アクロサタンが1年の間に地球を制服できなければ
地球はミクロアースと同じ運命だと言ったアクロ星人司令官の命令です。
実はミクロチェンジの後半でも、アクロデビル元帥が地球の消滅を考えるようになる
というストーリーがカタログに載っているのですが、それとそっくりです。
池原版の司令官ははっきり姿を現さないのですが、
アクロサタン型アクロ星人の容貌をちらっと見せることがあります。
もしかしたらこの司令官がサタンプロテクターを脱いで専用の甲冑を身に着けた姿が
アクロデビル元帥なのではないかという意見が出るのも当然だと思います。

火山島の基地と反物質爆弾を破壊し、
ケンジはこれでしばらくはアクロイヤーも地球に手を出せまいと考えています。
しかしアクロイヤーの基地は異次元にもあり、本当はまだまだ安心できません。
異次元発生装置は、反物質爆弾以上に恐ろしいと考えなくてはいけないでしょう。
アクロイヤーから異次元発生装置をとり戻すこと、
それがニューミクロマンの最大の務めであることを忘れてはいけません。
 

昭和58年3月号のあらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月19日(土)00時33分44秒
  とうとうミクロマンたちは宇宙からアクロイヤーの基地を発見した。
マザーコスモスからケンジが基地の偵察のため火山島に向かった。
コズミックファイターは火口に近づくとヘリに変形して着陸し、
ケンジは見はりロボットの中に隠れて基地にしのびこんだ。
新兵器と思われるものを見つけ、ロボットから降りてセンサーを取り付けたところで
ケンジはアクロ星人に見つかってしまう。
クレオがケンジの送ってくれたデータを分析したところ、
兵器の正体はミクロアースをふきとばした反物質爆弾であることが判明した。
アロムはトラクタービームの発射を決断し、
エイジはマザーコスモスの全エネルギーをトラクタービームに集中させた。
一方、ケンジはいくら倒してもウジのようにわいてくる敵と果敢に戦っていた。
そこへエイジが現れてヘリでケンジの救出に成功した。
直ちにトラクタービームが発射され、
アクロイヤーの基地が地盤ごと宇宙空間に浮上した。
ケンジ達はそれぞれの思いを胸に、爆発の閃光を見つめていた。

ミクロマン第1部おわり 第2部=次号につづく
 

アクロ星人の正体 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月19日(土)00時22分48秒
  アクロ大帝ではなくてアクロデビル元帥ですね。
モニター越しに部下の戦いを見ているアクロ星人の司令官は、実際はどこにいるのかよくわかりません。
もしアクアムーンにいるとしたら、それはアクロデビル元帥である可能性があります。
後に鎧やマントを身にまとい、森藤版や古城版で威厳のある姿を見せることになります。
しかしちょっとかけ離れすぎのような気がします。
アクロ星人が全てベンダブル人形の姿というのも不自然です。

今までは池原版に限るという前提でアクロ星人の話をしてきましたが、
池原版、古城版、森藤版などの全ての物語がつながっているとしたら、新しい解釈ができます。
もしかしたら池原版に出てきたアクロ星人はまだほんの一部にすぎず、
旧アクロイヤー型、アーデン型、ニューアクロイヤー型、アクロサタン型など、実はいっぱいあるのではないでしょうか。

コミックボンボン'83年12月号に載っている、アクロ星人がミクロアースを攻めてきた時の森藤先生のイラストが、アクロ星人の正体についての答です。
そこには初代アクロイヤー、アクロイヤー2、総統、アーデン、アクロレッド、アクロサタン、アクロデビル元帥の姿が見られます。
全てのアクロイヤー的なもの、それがアクロ星人だと言えるでしょう。
 

アクロ星人・・・ 投稿者:MC-7  投稿日:2013年 1月17日(木)22時20分20秒
  >私はこれを混同しないために、広義にはアクロ星人と言い、
そこに含まれる存在として仮に狭義のアクロイヤー、アクロサタン、普通のアクロ星人という言い方をしたいと思います。

なるほど。これには大賛成です。が、

>そして、アクロサタンはほかのアクロ星人と容姿は似ていても、
遺伝子操作によって残虐性を高められたものだけをさすと考えなければいけないと思います。

これは、なかなか興味深いです。
という事は、アクロ大帝もあれは、鎧で中の人(笑)は、
あのアクロサタンのミュータント系の姿という訳ですね。
アクロ星人の容姿は、他のメディアでは紹介されていないので
アクロ星人の容姿としては、これが現在、一番説得力のある資料という訳ですね。
了解でございます。反論の余地がありません。
使わせて頂きます。

似た者同士で、デスキングらの正体も今一つですもんね。
「バカボンの本官さん目」のデスキング等もありますが
今の所は正体不明ですかね。
 

2月号解説 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月12日(土)12時50分56秒
  今回の一番の見どころは、熱せられた水は上昇流を作るという、
小学生でも知っている科学知識を味方にして強敵を倒す筋書きです。
しかしこの現象の取り入れ方が私には陳腐に見えます。
そう筋書き通りに行くものでしょうか。
海水を簡単に温めてしまう熱線など、発射した直後から減衰し、
射程はかなり短いものになってしまうはずです。
そんなことはまあ、未知のテクノロジーや超能力で克服できるとして、
自分の攻撃で生じた泡と海流に翻弄されてしまうようでは、ただのドジな悪役です。
勿論、冷静な判断とチームワークそして勇気があればこそミクロマンが勝ったのですが、
せっかく冒頭で珍しくスケールの大きな破壊活動が見られたのに、
所詮その程度の弱い相手に恵まれただけという印象はぬぐえませんでした。

ミクロロボットWが新登場しましたが、変形や合体を見せる機会はありませんでした。
言葉も話さず、すぐやられてしまう地味な存在でかわいそうな気がします。
R9ミクロハリケーンは陸戦用、R10ミクロタイフーンは空戦用、
R11ミクロモンスーンは海戦用に作られたという設定があり、
それを生かした戦闘ができたことは良かったです。

アーマードスーツギャラクスナイパーがまた登場しましたが、危ないシーンも多く
そろそろ戦力に限界が生じてきたことを考えるべきですね。
アーマードスーツバルソニックも出そうと思えば出せたのではないでしょうか。
 

アクロ星人とは 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月12日(土)06時46分52秒
  アクロサタンのフィギュアは、ご存知のようにベンダブルタイプの蓄光緑色ボディで発売されました。
それをモデルにしたキャラクターなら、連載の始まった7月号から出ていました。
しかしアクロサタンという呼び方は12月号まで出てこなくて、
ミクロマンの敵は総称として「アクロイヤー」と呼ばれていました。
その中には、アクロブルー、レッド、グリーンとして発売された
「狭義のアクロイヤー」と、アクロサタンも含まれます。
アクロ星人という言い方はカタログ中にはありましたが、
劇中では12月号まで使われていませんでした。
「まもなくアクロ星人のミュータント アクロサタンのチームが完成されますから」
というのが初めてです。
司令官も副官も今までの敵も、狭義のアクロイヤー以外は皆アクロサタンの姿をしていて、
それぞれ装備の違い、耳や顔の長さなどの個性はあるのですが、ほぼ同じです。
自分たちのことは「われわれ」としか言っていません。
そのような状況から私は、ミクロマンの敵を指す最も対象範囲の広い言い方がアクロ星人であると解釈しています。
また、それとほぼ重なるけれど、ミクロマンにとっては敵対意識、アクロ星人にとっては誇りをこめた呼び方がアクロイヤーであり、
初期の星間戦争では狭義のアクロイヤーしか目撃されなかったために、
アクロイヤーと言えばアクロレッドなどのロボットか昆虫のようなタイプに限られる場合があるという二重性が生じたと考えています。
私はこれを混同しないために、広義にはアクロ星人と言い、
そこに含まれる存在として仮に狭義のアクロイヤー、アクロサタン、普通のアクロ星人という言い方をしたいと思います。
そして、アクロサタンはほかのアクロ星人と容姿は似ていても、
遺伝子操作によって残虐性を高められたものだけをさすと考えなければいけないと思います。
冒険王の漫画について話をする場合、ご面倒でしょうがこの呼び分けに倣っていただけるとありがたいです。
 

まとめてですが・・・ 投稿者:MC-7  投稿日:2013年 1月10日(木)22時41分35秒
  あらすじ。なかなか面白いと思います。
タッチンがいなくなるというのは本当に残念ですね。
遅れてスタートのまんがで全ての商品を登場させようと
かなり困っている様子がうかがえますね。
それも、初期のものもがんばって出しながら。
だからこそ後半のメカがだせなかったんでしょうね。
サラム以降は、変形メカオンパレードになってしまうから
活躍させなければならないし。大変だったでしょうね。

しかしながら
躍動感のあるところを見せてくれただけでもありがたいですね。

ひとつ質問なんですが、
このマンガで博士が「アクロ星人」と呼んでいるキャラの容姿は
あのミュータントでしょうか?
それとも人類っぽい姿なんでしょうか?
博士が「紛らわしい」的表現をされているので
ミュータントなんでしょかね。


 

昭和58年2月号のあらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月10日(木)01時33分6秒
  ジャンボジェット、新幹線、タンカーなどの交通機関が何者かに爆破された。
燃えさかるタンカーを見下ろすのは、新しいアクロサタンであった。
そこへミクロマンのアーマードスーツが飛来。
アクロサタンは背中のカノン砲を撃ちまくってミクロマンを迎撃する。
数に勝るミクロマンは集中砲撃をしかけたが、
アクロサタンはすごいジャンプ力で砲火を飛び越え、
左手の機関砲でアーマードスーツを頭上から襲った。
たまらずアロムは3体のミクロロボットWを呼んだ。
海に飛び込んだアクロサタンを海戦用ミクロロボットが追った。
水中では無敵のR11ミクロモンスーンは、アクロサタンを捕まえるのに成功した。
ところがサタンプロテクターが強烈な熱線を発し、ミクロロボットは熱で破壊されてしまった。
熱線はアーマードスーツにも放たれ、ミクロマンたちはうかつに近づけないでいた。
その時コロナは、熱で海水が沸騰し、上にのぼる海流が発生しているのに気付いた。
アクロサタンは強い海流でバランスが崩れ、泡で視界を遮られていた。
そこへスクラムを組んだ3体のアーマードスーツが
海流に乗りフルパワーで体当たり攻撃を仕掛けてきた。
アクロサタンは爆発し、大きな水柱が上がった。
 

1月号感想 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月 8日(火)05時12分36秒
  今回はうまくまとまっていると思いますが、
細かく批評させていただきます。

扉からいきなり、仲間がやられているという衝撃の展開です。
ミクロライダーはライダーマシン形体で1カットだけ登場します。
強力アクロサタン3人を相手にするのですから、
ロボットモードにして一緒に戦えばいいのにと思いました。
タンデムタイプに変形してエイジとオルガを乗せた姿も見たかったです。
しかし、エイジとオルガがどうやって助かったのかは描かれていないので、
ミクロライダーが助けたのかもしれません。
アクロサタンも乗り捨てられたバイクがまさかロボットになるとは知らずに
とどめを刺さなかったのでしょう。
戦術がミクロマンに漏れたのもミクロライダーがいたおかげです、きっと。

この場面で思い出すのはゴールデンエイジのストーリーです。
ミクロアース物語でもまだ扱いが難しい話を抜粋すると、こうです。

残虐で凶暴なミュータント、アクロサタンの攻撃でライダーマシンは破壊され、
強力アクロ軍団にとりかこまれてしまった! 絶体絶命!!
004エイジはヘルメットを捨て反動力ジャンパーを装着し、
相討ちする覚悟をきめた。
そのとき正体不明の金色の光が・・・

このゴールデンエイジの力でピンチを切り抜けたと見なせたらよかったのですが、
冒険王のこの場面とはどう考えてもつながりそうにありません。

さて、先月号でアクロサタンは三者三様の武器を持っていたように見えましたが、
ミクロロボットを登場させるに当たって細い斧のような武器を残してこれを槍と称し、
分身vs連射、槍vs剣、モグラvsドリルの対戦構図に変更したようです。
ジェットストリームアタックを彷彿とさせる3連攻撃は見事でしたが、
連係の1角でも崩れれば意外と脆いのも同じですね。

ミクロロボット1・2・3は、ミクロガンダー3と同じ最初期の商品ですが、
ちょうど12月にリアルタイプ9種が発売となっており、いいタイミングでの登場でした。
おもちゃとは比べ物にならない広い可動範囲を持って生き生きと描かれており、
アーマードスーツがダサく見えるほどかっこいいです。
スケールや可動軸の多さはニットーのプラモデルに近いです。
これは組み立てなくてはいけませんね。
 

ひさびさの復刻 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月 8日(火)03時17分8秒
  K−1氏がうちに来る!?
コレクション全部並べたことないからいい機会かもしれません。
歓迎します。
最近は大切なコミュの管理人としても存在感を示しておられますね。

だいたーんさん
久しぶりにお出ましくださったことが何よりうれしいです。
昨年のうちに復刻ミクロマン付きサニーは半信半疑のまま予約していたのですが
どうやら本当のようでよかったです。
みなさんの力で売り上げが伸びるよう応援したいと思います。
 

昭和58年1月号のあらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月 7日(月)06時11分6秒
  エイジがミクロライダーから降りてオルガを抱き寄せると、まだ意識はあった。
殺気を感じてアクロサタンの放った槍をよけたが、分身技に翻弄され、
地中から飛び出したアクロサタンの1人に足を捕まえられてエイジも槍の餌食となった。
2人は重体のままミクロマンの基地に収容された。

アロムは、アクロイヤーがミクロマンをひとりずつおそうつもりであると見て、
単独行動によりアクロイヤーを誘い出す作戦を立てた。
おとりの役には一番若いケンジが名乗り出た。

アーマードスーツ単体でパトロールしていると、3人のアクロサタンチームが現れた。
ケンジは単純なミサイル攻撃と見せかけて、煙幕弾を発射した。
そのまま草原に逃げ込み、アクロサタンを誘い出すのに成功した。
そこにはミクロロボット1・2・3が待ち構えていたのだ。
分身技を使うアクロサタンは、ゴードン乱れ撃ちで簡単に撃破されてしまった。
ミクロギャラクと槍の使い手アクロサタンの勝負は、
ギャラクアロー剣法に軍配が上がった。
残るアクロサタンはモグラのように地中に逃げ込んだが、
高性能ドリルを備えたフラッシュファイターの敵ではなかった。
「われわれを倒しても仲間はたくさんいる………いずれ滅びるのはおまえたちだ…………」
ヤリを使うアクロサタンはそう言いながら倒れた。
 

(無題) 投稿者:だいたーん  投稿日:2013年 1月 6日(日)23時15分26秒
  あけまして、おめでとうございます。

ご無沙汰しておりました^^;

先程『アマゾン』でオリジナル「レスキュー隊員」(新メンバー?)が
付録の漫画を予約してきました。
そうしましたら、うれしくなって(ついつい)、
新年の挨拶もかねまして、研究所におじゃましてしまいました。

すでにご存じとは思いますが『漫画本』の名前も残しておきます。

『 Sunny 3 特製ミクロマン&描き下ろし小冊子付き特装限定版 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ) [単行本]  』

追記:みなさまもお元気そうで、なによりです。
 

今頃ですが・・ 投稿者:K−1  投稿日:2013年 1月 6日(日)11時53分56秒
  10周年&新年おめでとうございます。
今年こそはてって邸訪問と福島訪問を果たせれば・・と画策中。
そして新作ペーパークラフト楽しみにしております。
 

12月号批評 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月 6日(日)04時47分9秒
  ミステリアスな雰囲気で終わった前回を引き継いだ割には素っ気ないのではないでしょうか。
1952年以来、世界中で目撃されているUFOの正体がアクロ星人の兵器だったのですから、
それなりの驚きをもって事態を見つめる必要があると思います。
ジョージ・アダムスキーの証言の一部は真実であることがこれで証明され、
その他の科学的な矛盾も嘘と言うより、彼の誤認か宇宙人による操作などと解釈する必要があります。
また、アクロ星人が30年も前から地球を監視していたことは恐るべきことです。

そういえば達也くんはどうしたのでしょう。
UFO目撃の歴史を知る地球人として警告できるはずなのですが。
実は11月号で爆発に巻き込まれてから、3月号で池原版ミクロマンが終了するまで
タッチンは一切出てきません。
イリヤの発明のおかげで無事だと思ったのに、これでは死んでしまったのと同じです。
ううぅ…

ガンダーマシンの活躍はかっこよくて、胸のすく思いがします。
ニューミクロマンとしては数少ない搭乗型のメカをスピード感たっぷりに描写しています。
アクロイヤーのUFOロボットが出てきたのも、
ミクロガンダー3と闘わせるためだったのだなと納得しました。
ただ、ミクロガンダー3は昭和56年の暮れで店頭からほぼ姿を消しており、
商品の宣伝になったとすればニットーのプラモデルに対するものだけでしょう。
12月号の裏表紙にはミクロロボット7とアーマードスーツバルソニックの広告も載っておりましたが、
そちらを出すべきだったのではないでしょうか。
7とバルソニックは最後まで漫画に登場することはなく、残念な結果となりました。
ミクロガンダー3の登場は嬉しいですが、かなりタイミングが悪かったと言えます。

アクロサタンのチームなら確実にミクロマンをたおせると言っていますが、
アクロサタンは連載開始からずっと出ていましたよね。
ああ、今までのは普通のアクロ星人(アクロイヤー)で、
そのミュータント(突然変異体)のことをアクロサタンと言うわけですね。
常にサタンプロテクターのフードを被っていること以外に見た目に違いはないようですから、
ややこしいですね。
ということは、商品として売られているサタンレッド、サタンブルー、サタンブラックが
今やっと登場したわけです。
悪役不足とはいえ、何というご都合主義でしょうか。
 

あけましてありがとうございます 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月 5日(土)14時40分57秒
  21世紀鉄仮面さん
またあそびにいきます

MC-7さん
そうか、私は活動の幅が広かったんですね。
それは大事にしつつ、一度に手を広げすぎないで、
その時その時ごとに集中して成果を上げたいと思います。

暗黒双殺剣さん
研究成果に期待していいです。
CGかっこいいです。
 

おめでとうございます! 投稿者:暗黒双殺剣  投稿日:2013年 1月 5日(土)01時22分17秒
  まずは新年明けまして。
そして遅まきながらサイト10周年。
ともにオメデトウございますです。
今年も博士の研究成果に一喜一憂させていただきます。
 

今年もよろしくお願いします。 投稿者:MC-7  投稿日:2013年 1月 4日(金)23時04分7秒
  博士の幅広の活動
本当に頭が下がります。

私もページの充実がんばります。
よろしくです。
 

あけましておめでとう 投稿者:21世紀鉄仮面  投稿日:2013年 1月 4日(金)22時00分37秒
  あけましておめでとうございます。
今年も活躍を期待してます。

また遊びに来て下さい。
 

今年の抱負 投稿者:てって博士  投稿日:2013年 1月 2日(水)00時15分46秒
  明けましておめでとうございます。
冒険王版ニューミクロマンの紹介が映画テレビマガジン休刊号まで終わったら、
ペーパークラフトの新作を1つ完成させますよ。
それだけはやりたいです。
ほかにもやりたいことはたくさんあって、今の研修さえ終われば
もっと自由に手をのばせるだろうと思うのですが、
あとはおまけのようなものとみなしてください。
今年もαH研究所をよろしくおねがいします。
 

昭和57年12月号のあらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月31日(月)09時45分48秒
  アクロイヤーのUFOが強力な光線でミクロマンを襲ってきた。
エイジは銃で反撃した。
すると、円盤のスカートの下に太い胴体が伸び、さらに足が伸び、
着陸用球形ギアを手とした腕が伸び、頭が出てロボットになった。
イリヤはマザーコスモに応援を要請する。
ロボットのパンチはミクロマン数人を一度にブッ飛ばした。
ものすごいパワーで、ケンジたちの手に負えそうになかった。
巨大な足がケンジをせんべいにするかというその時、
コスモガンダーが足下をくぐってケンジを救い出した。
ミクロガンダー3が間に合ったのだ。
ケンジは機首に装備された2連装の銃によるコスモアタックでロボットを翻弄した。
すかさずオルガがアースアタックを仕掛ける。
ミサイルが命中し、UFOロボットの動きを止めた。
そこへドリルを備えたマグマガンダーがマグマアタックをしかけ、どてっぱらに大穴を開けた。
それでもしぶとく動いているので、仕上げにトリプル合体を敢行した。
ミクロガンダー3のローリングバッククラッシュで、UFOロボットは大破した。

その様子をモニターで見ている者がいた。
悔しがる司令官の前に副官のアクロ星人が膝まづいていた。
副官はアクロサタンのチームなら確実にミクロマンを倒せると進言した。
そしてアクロサタンが1年の間に地球を征服できなければ、
地球はミクロアースと同じ運命になることに決まった。
アクロ星人の司令官は地球に時限爆弾を仕掛け、地球を制服できた時だけ起爆装置をはずすことを命じた。
槍、斧、鞭を扱う3人のアクロサタンチームに、ミクロマンを全滅させる命令が下った。
 

訂正1982年 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月31日(月)07時11分24秒
  冒険王の記事の題名で、昭和57年とすべきところを昭和58年と今まで書いていました。
すみませんでした。
全部編集済みです。
 

11月号感想 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月30日(日)15時02分3秒
  舞台は前回の宇宙とは打って変わって、地上に戻りました。
足元も大切ですからね。

達也の家の地下にミクロマンが基地を築いたことが語られます。
基地と言えば、あきらくんの家にある「むてきのミクロ基地」を初めて見た時の感動を思い出しますが、
こちらはミクロマンの商品の断片すら見いだせず、完全な漫画オリジナルです。
ニューミクロマンのカプセルでも載っていたら嬉しかったんですけどねえ。
イリヤの作った特殊合金のカプセルは、ガチャガチャの球形カプセルとそっくりです。
イリアかイリヤという問題がありますが(リンク参照)、冒険王では完全に「ヤ」です。
主人公の名前もそうですし、「ヤ」がついた方が男子らしいかも知れません。
今号では平仮名で「たつや」と書くようになりましたが、
普通なら漢字表記とどちらかに統一するところだと思います。
ついでに言うと愛称のタッチンと場面によって使い分けていますが、
いろんな呼び方があって困惑することがあります。
私は途中から読んだのでタッチンの本名はテレマガにも出てくる「たかし」ではないかと思ったこともあります。
しかし結果的に初めから全部読むことができたおかげで、タッチンの本名はたつやで、
達也と書くのだということまで詳しくわかってよかったです。
あきらくんの場合は、漢字表記がよくわからないために、
プロフェッサーKとのつながりがはっきりしなくて問題が後を引いたことがありました。

11月号で致命的だったのは、新しい商品が全く出てこなかったことです。
出てきたのは、もう殆ど売っていない古い商品と、商品ではないオリジナルのメカだけです。
ミクロマンのおもちゃが命を吹き込まれて活躍する絵が見たい我々としては、あまり面白くありませんでした。

とはいえ、兵器の力に頼らないミクロマンの真の力を楽しむことができました。
「形状記憶合金」はプラモ狂四郎にも出てきましたが、当時の新素材を取り入れた
意外な伏線を生かし、知恵と勇気で恐ろしい敵に立ち向かう戦い方は
ミクロマンの原点とも言えます。

http://www10.ocn.ne.jp/~alphah7/story100explanation.html

 

あれま。 投稿者:MC-7  投稿日:2012年12月25日(火)00時45分16秒
  これはこれは。
有りましたね。
これはホントに「ひいき目」反省しなくてはなりません。
並べてもらって恐縮ですが、ユニーカータンクって。
そう言えば彼らも沢山作ってましたね。うんうん。

スペーストレイン。
銀河鉄道999の1台みたいなトラ柄ですね。
あれを描かれたら、物資輸送に対する彼らの文化的側面が垣間見えますよね。
面白い。

森藤版ではたぶん、
発売予定の企画段階のものを無理矢理登場させたためにああなてるんでしょうね。
ノア号、フードマンの乗り物、つちのこ怪人、フレンドシップもかな?

そうそう。
創作追加しました。
うちにも来てみて下さい。
よろしくです。


 

オーケーオーケー 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月24日(月)04時09分18秒
  物書きをするのに、相手を意識できるのとできないのとでは大違いですから、
まずどんな感想でもありがたいです。
ましてそれが自分に賛同していただけるような内容ならなおさら嬉しいです。
補足は後から読む人に対して念のため書いてみました。

旧ミクロマンにも商品になっていないメカはたくさんありますよね。
ユニーカータンク、フレンドシップ、ノア号、サテライトクラッシュ、資源強奪戦車、フードマンの乗り物、つちのこ怪人など、
枚挙に暇がありませんが、なるべく商品優先で登場していたように思います。
通常商品だけでは作品世界の構築が難しい場合にオリジナルメカを登場させるのだと思いますが、
アクロ軍団の場合は商品が少ないせいでオリジナルメカが多くなったのでしょうね。
オリジナルメカはガレージキット作家の意欲をかき立てることでしょう。
私はアクロ星人のスペーストレインが作れないものかと
中学生のころからずっと考えています。
 

誤解しないで下さいね。 投稿者:MC-7  投稿日:2012年12月23日(日)21時49分11秒
  先日の冒険王版への感想の感想ですが
間違っても全否定している訳ではありません。
へたくそ(してるじゃん)だろうがなんだろうが。
少し、物語の展開に無理があっただけでしょう。
作品を作ってくれた事に対しては大歓迎です。

オリジナル版に森藤版。冒険王版にαH7研版(MC-7版はいまだに…)
沢山の物語で各キャラクターが活き活きしてくるのが嬉しいです。
同一人物でなくて結構。性格違ってて結構。
どんどん広げていきましょう。

11月号ですが、
アダムスキー型かあ。オリジナルカタログにもありますが、
NEWでは、アクロイヤー側のオリジナル・メカ沢山存在しますよね。
旧ミクロマンでは全く存在しないのに。面白いなあ。
時代的に量産兵器の様なイメージだったのかな?
 

昭和57年11月号のあらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月23日(日)09時02分45秒
  ミクロマンたちはたつやの家の地下に基地をつくってアクロイヤーとの戦いにそなえていた。
たつやはアロムに案内されて基地を見て回った。
研究室ではイリヤが中心になって新兵器をつくっているところだった。
イリヤはたつやにシートをかぶせると、いきなり火炎を浴びせた。
するとたつやは一瞬で球体カプセルに包まれてしまった。
そのシートは新しい合金で、普段は布のようだが熱を加えると球体に変化するうえ、
温度が高ければ高いほどかたくなる性質をもっていた。
ほっと胸をなでおろすアロム。

達也が道を歩いていると、アクロイヤーのメカが2機飛来し、糸で手足を縛って連れ去った。
たつやはミクロバンドのボタンを押した。
異常をキャッチしたミクロマンは直ちに出動した。

たつやは古いビルで磔にされていた。
「殺すならはやく殺せ」とアクロイヤーに勝気なことを言うたつや。
「いまごろミクロマンはこの基地にむかっているはずさ」
「ここがわれわれの基地だと思っていたのか?ざんねんながらここは爆弾の中なんだぜ」
ミクロマンがビルに入ると、すべての出入り口がふさがれてしまった。
「ここにきちゃだめだ!!これはワナだよ!!」「たつやくん!!」
すると、ビルが大爆発を起こした。
「これでわれわれの地球制服をじゃまするやつはいない!!」
「はたしてそうかな!?」瓦礫の上を跳ね回る球体から声がした。
ミクロマンたちはイリヤのつくった合金に包まれて無事だったのだ。
オルガのミクロマンキックがアクロサタンに命中、
ケンジとウイリのダブルアタックがアクロイヤーに炸裂した。
「やい、てめえらの基地はいったいどこにあるんだ。死にたくなければはくんだ!!」
その時、ケンジとアクロサタンのいた場所を何かが攻撃してきた。
とっさに飛びのいたケンジは、アダムスキー型円盤を目にする。

つづく
 

コミカライズのお手本 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月23日(日)08時56分10秒
  MC-7さんもますます盛んなご様子で、とても頼もしいです。
私も初期のBBS読んでみましたが、気持ちは全く変わっていないことが確認できました。

冒険王版への意見について、本来なら私の読み方を介さずに、
それぞれが直接出版物を読みながら意見を言わないといけないのですが、
情報源が限られているのでどうしても私の意見に偏ってしまいますね。
フォローしてくれる人がいないのは不公平なので私の方で補足しておきますが、
池原しげと先生は「コミカライズのお手本」とも言うべき仕事ぶりで有名です。
特に『コミックボンボン』掲載のサンライズ製作アニメのコミカライズは、
1ヶ月に放送される4〜5話分の展開ペースに合わせて盛り込むべき内容を規定のページ数に収めつつ
内容も咀嚼して読者が理解しやすい形に描いているのが見事です。(Wikipediaから引用)
しかしミクロマンは、扉を含めて10〜12ページしかなく、原作も殆どないと言っていいなど、制約が大きすぎますね。
それに、当時は読者として作者を応援したりしたわけでもありませんから、今更何を言っても始まらないわけです。
せめて、今のファンの手で新しい作品を発表していくきっかけにでもなればと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E5%8E%9F%E3%81%97%E3%81%92%E3%81%A8

 

そうそう 投稿者:MC-7  投稿日:2012年12月22日(土)23時28分50秒
  10周年おめでとうございます。
そんなになってしまうんですね。
立上げ時のBBS覗いてみました。
意気込みがいいですね。それに関しては今も変わってないですし。
いつまで続けられるかわかりませんが今のところ
年齢が…とか、飽きてしまって…とかありませんので、
まだまだ行けますよ。むしろ、そんなのもあったの?
と感動しきりですよ。お互い頑張りたいですね。

しかし、サイトの内容も変わりましたよね。
ミクロマン関連のサイトも当初はコレクション紹介サイトに始まり、
ストーリー紹介サイト、ファン交流サイト、2次創作(改造、ストーリー)サイトから
ブログへ…とどんどん広がって内容も幅が広がってゆきましたね。
悲しいことに、それらの先行サイトがどんどん閉鎖されてしまい寂しい限りです。
先行した皆様のサイトの復活を心よりお待ちしております。

おかげ様でうちも5年目に突入しましたが、いかんせん内容が内容だから
ライトな方が入って来づらいんでしょうかね。
反省も含め今後の展開をしてゆきたいと思います。

よそのサイトで抱負語ってるようでスミマセン。
博士。私もついてゆきますからね!


 

感想の感想 投稿者:MC-7  投稿日:2012年12月22日(土)23時09分47秒
  いやあ。なんと言ったらいいのか・・・
玩具に物語を付けてマンガで展開して行くのって
それだけ難しいという事なんでしょうかね?
不思議と森藤先生の「ミクロマン」では、いま読み返しても
違和感がないのは、子供の頃読んで感動した「ひいき目」があるんでしょうか?

いや、やはり物語の作り方だよなあ。
酷評をたれる訳では無いんですが、
いくらページ数が少ないからと言ってもそれだけが理由だとは思えませんよね。
やはり構成が「へたくそ」なんでしょう。
それだけ、森藤先生の起承転結性や継続性を重視した構成の妙なんでしょうね。
初期の響わたる先生の原作を見事に森藤先生が受け繋いだ。と言う事なんでしょう。
読み終わって「納得」させる作品を作るのって難しんだなあ。
と、つくづく思いますね。

てって博士の言う「コロナの表情」と言うのが、がっかりさせますね。
タッチン。大人に呑まれるな!
んん〜残念。
 

9月10月号感想 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月22日(土)11時19分42秒
  マザーコスモスのデザインがカタログイラストや森藤先生の絵とは違い
池原先生独自のものになっています。
スター・デストロイヤーのような超巨大な船体に
多数の大型噴射口、X翼、艦橋などの印象的な構造物があり、とてもかっこいいです。
中にミクロアースの人々の墓があることで、
ミクロマンの優しさや背負ったものの重さを静かに語っていると思いました。
しかし、このマザーコスモスの戦闘力は見掛け倒しかもしれません。

流星に対して、避けたり、マザーコスモス備え付けの兵器で破壊したりすればいいのに、
わざわざ船外活動をするというのはとても不自然です。
ギャラクスナイパーの変形を見せたいという事情があるのでしょうが、
時限爆弾でやられてしまってはかっこ悪いです。

そしてミクロマン達が生身で銃撃戦をし、宇宙船から何も撃たないのも不自然です。
マザーコスモスは戦艦ではなく移民船だという設定ならそれもいいです。
しかしマザーコスモスはアクロイヤー追討用の宇宙船ですし、森藤版のように機銃くらいあるのが普通でしょう。

危機の襲来が2つに分かれてしまったのも残念です。
どうせアクロイヤーと隕石の攻撃で緊張感が高まるなら、物語上ウイリがやられる意味がありません。
私ならこうします。

ギャラクスナイパーが砲台となって甲板から隕石を狙撃するのに成功するが、
さらに多数の隕石がマザーコスモスめがけて襲ってくる。
5体のミクロロボットも砲台に変形させ、ミクロマン総出でマザーコスモスを守ろうとする。
やがてアクロイヤーが姿を現し、なりふり構わぬ攻撃で宇宙船のコンピューターが機能しなくなった時、
満を持してミクロボーグが参上するといった流れです。

またはカタログ設定どおり、時空の歪みを調査しているうちにミクロボーグを救助するというのでも充分行けると思うんですがねえ。

この回では敵キャラの描写がいい加減に感じました。
出てくるのはニューアクロイヤーの頭部と胴体にアクロサタンの手足を持ったやつと、
頭を隠していないアクロサタンです。
ニューアクロイヤーを3種類きちんと描いてほしいのと、アクロダーマ形態も見せてほしかったです。
アクロイヤーの巨大ロボは、アクロサタンの頭身を調節し、ロボット的な意匠を取り入れてデザインされています。
異次元を思わせる細胞模様の描かれたゴリラのような大きな胸を持つ、いかにも脇役といった感じのキャラです。
ミクロロボットXと戦わせるために登場したのでしょう。

ミクロボーグがわずか2回で退場してしまったのは残念ですね。
登場人物が増えるのはそんなに面倒でしょうか?
「ミクロボーグのきもちにこたえるには これから全力でアクロイヤーと戦って地球を守ることだよ わかるねタッチン」
と顔を合わせないで言うコロナの表情にもし気づいたら、
この大人は元々助けにいく気がないな、気を遣う相手がいなくなってホッとしているな
とさえ思ったかもしれません。
どうかタッチンがいつまでも優しく素直なままでいてくれますようにと願わずにいられませんでした。
 

応援ありがとう 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月16日(日)18時32分26秒
  MC-7さん、好意的な反応ありがとうございました。
そちらのミクロマンストーリーの掘り下げも、ミクロ系サイトの健在ぶりを示していると思います。
ニューミクロキャラの扱いの悩みは、歴史家としての嬉しい悲鳴と受け取っておきます。

21世紀鉄仮面さん、いつも喜んでくれてありがとうございます。
コレクター道を突き進む方からのお話はとてもためになります。
こちらがついて行く立場かもしれません。
年末年始にまたお伺いしたいと思っています。
 

10周年おめでとう 投稿者:21世紀鉄仮面  投稿日:2012年12月16日(日)00時25分40秒
  10周年おめでとうございます。

冒険王版の情報公開 毎週楽しみにしてますよ。

10年間の活動の中で、てって博士の研究のお役にたててればいいなと思います。

どんどん走り続けて下さい。ついて行きますよ。
 

昭和57年10月号のあらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月15日(土)10時48分50秒
  アクロサタンを超大型にしたようなアクロイヤーの巨大ロボットがマザーコスモスに襲いかかる。
バリヤーをはって緊急発進したが、異次元ではアクロイヤーのビームが強化されていてとても耐えられそうにない。
逃げるにしても異次元では逃げ場もなかった。

意を決したミクロボーグは船外に飛び出した。
「たとえわたしたちのエネルギーがなくなってもマザーコスモスを助けるんだ!!」
3人はスクラムを組んでトリプルワープビームを発射。
電撃が走り、マザーコスモスとアクロイヤーの巨大ロボットは元の空間にもどった。

その時、マザーコスモスの防御システムが作動を始め、ミクロロボットファイブを打ち出した。
5体のミクロロボットは巧みにビームをよけながらアクロイヤーの巨大ロボットに攻撃を仕掛けた。
さらに、五体合体してミクロロボットXとなり、ウイングビームを発射。敵は大爆発をする。

マザーコスモスのコンピューターの性能に感心するミクロマン達だが、
タッチンはミクロボーグがもどってこないことを心配していた。
「ケンジ、アロム、ミクロボーグを助けにいこうよ!!」
しかしミクロマンにはその術がなかった。
ミクロアースの勇者たちが自力でもどってくるのを信じて、全力でアクロイヤーと戦い、地球を守ることがミクロボーグの気持ちに答えることだと、コロナは達也に諭した。

マザーコスモスはアクロイヤーの基地を見つけるべく、地球へ向かった。
 

10周年の総括 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月15日(土)09時32分7秒
  2002年12月15日に開設したαH研究所は、お陰様で本日10周年を迎えました。

当時を思い出すなら、まず個人的なことからになりますが、
採用1年目で何をやっても中途半端で、評価されず苦しんでいました。
一人暮らしでとても寂しかった中、ホームページを立ち上げ
サイトを充実させる作業は大きな拠り所でした。

ミクロマンを取り巻く状況はこの10年で大きく変わりました。
当時は旧シリーズの復刻が止まり、Micronautsが復刻されていました。
そして新素体によるミクロマンが登場して去りました。
今は新しい展開もありませんが、手元には手つかずのミクロマンがまだたくさんあり、
もうしばらく思い出にふけるのもいいのではないかという気がしています。

オリテクさん、マイクロワールドさん、ダニーさん、×さん、ドッグマスクさんのように、
ファン活動の延長でミクロマンの歴史に足跡を残された方々には強い憧れを抱いています。
その意味でαH研究所の成し遂げたことはまだ殆どないと言えます。
さらに存在意義を高められるよう、てって博士は走り続けます。
 

ミクロボーグ早! 投稿者:MC-7  投稿日:2012年12月 9日(日)22時50分25秒
  2話目に関しては、不具合もあるようですが
話し的にはいい感じですね。
ページ数がどれくらいかにもよりますが、詰めてるんでしょうね。
それにくらべ、森藤先生の場合はページ数いただいていたんですね。
表現不足については、その違いもあるんでしょうね。

しかし、アーマードスーツが戦闘している絵はなかなか無いですから貴重ですね。

そう言えば、NEWミクロマンって10名(後+3+1)ですが
この10名を、あちこちのメディアで使ってしまうと歴史家としてはちょっとつらいかも。
(いつものように別次元化するしかないのか?)

いづれにしろ作品が広がりを見せて行くことには賛成です。
博士。公開ありがとうございます。

それと、
ミクロリンクの面々の皆様。
てって博士共々 復帰を期待しております。
 

昭和57年9月号のあらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月 8日(土)22時48分1秒
  巨大な宇宙船が大気圏外を航行していた。ミクロマンが乗ってきたマザーコスモスである。
達也はケンジの案内で内部を見せてもらっていた。船内にはミクロアースの人々のお墓もあった。

突然オートパトロールシステムが警報を発した。
マザーコスモスに向かっている流星を発見し、ウイリがアーマードスーツギャラクスナイパーで出動した。
隕石にミサイルの狙いを定めようとしたその時、隕石が爆発してウイリが巻き込まれてしまった。
ただちに救助に向かうが、新たにたくさんの流星が迫ってきた。

アクロイヤーの仕業とにらんだアロム。
ミクロマン達は銃を手に船外へ出て、流星の陰に潜むアクロイヤーと戦い始めた。
しかしたくさんの小惑星に襲われマザーコスモスは危ない状況となる。
エイジもアクロサタンに背後から撃たれ、絶体絶命のピンチとなった。

その時、強力なパンチがアクロサタンのボディを貫いた。
エイジを救った戦士はミクロボーグと名乗った。
3人のミクロボーグはアクロイヤーをみんなやっつけてしまった。

マザーコスモス内でミクロマンに対面したミクロボーグは自らのことを語った。
彼らはミクロマンと同じミクロ星人で、アクロイヤーのために異次元空間に閉じ込められていたが、
自分の体をサイボーグ化し、トリプルワープビームを使って脱出したという。
ミクロマンとミクロボーグは、力をあわせてアクロイヤーと戦うことを誓った。
達也はミクロボーグと固い握手を交わした。

マザーコスモスはアクロイヤーの異次元発生装置によりナゾの空間に入ってしまった。
アロムが「バリヤーをはれ!!」と叫んだ直後、マザーコスモスは見知らぬ惑星に激突した。
バリヤーのおかげで無事だったが、そこにアクロイヤーの巨大ロボットが現れた。

10月号につづく
 

第2話残された謎 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月 6日(木)21時30分2秒
  もうひとつ、アクロイヤーのトラックについて疑問を呈しておきたいと思います。
カムイはどうしてこのトラックに気づいたのでしょう。
そして転倒した白バイ隊員は達也のお父さんではなかったのでしょうか。

漫画では爆発が起きてすぐに白バイがトラックに近づいたように描かれていますが、
普通ならまず爆発の原因は何なのか警察が現場をよく調べて、プラモが原因ならその流通ルートを何日もかけて遡ります。
そういえば達也の右腕の怪我が治っているようですから、それだけの時間が経っていたのかもしれません。
アクロイヤーの仕業であることは間違いないにしても、居所を突き止めるのに警察の捜査は欠かせません。
ミクロマンはその様子を全て陰から見ていたことでしょう。

そして転倒させられた白バイ隊員が達也の父親なのかどうか、それが問題です。
いくら読んでもわかりませんが、もしタッチンのお父さんだったとしたら、ミクロマンは事件の手掛かりを得ようと白バイにくっついていて怪しいトラックを見つけたのだと解釈できます。
また、お父さんでなければミクロマンもあまり気にしなかったでしょうから、別の手掛かりによってプラモ爆弾を運ぶトラックをマークしていたところに白バイが接触したと解釈するのが自然だと思います。
しかし警察も気づかなかったほどの別の手掛かりというのもわかりませんし、お父さんだったと考えるのが一番いいように思えます。

それにお父さんは前回の登場時もそうでしたが、アクロイヤーに鼻が利くようです。
お父さんはアクロイヤーが事件を起こした所がわかってしまうのかもしれません。
ミクロマンとテレパシーを通わせることのできる達也くんのお父さんなら、そんな超能力みたいなものも持っていて不思議はありません。
そこに目を付けたミクロマンが、警察の捜査情報を得るついでに、お父さんを護衛しつつ見張っていたといったところでしょうか。
池原先生、本当の所はどうなのか教えてください!

第1回の時に、お父さんの登場はこれっきりだと言いましたが、嬉しいことに再登場だった可能性が出てきました。
転倒した時に怪我していませんように。
 

第2話批評 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月 6日(木)02時08分42秒
  第1話の鬱憤をはらすように、ミクロマンとタッチンの勝利を描いた回でした。
しかし、アクロイヤーの非道性の描写などもはずせないため、主人公の友だちが殺されたことで、完全な勝利とは言えなくなってしまいました。
アクロイヤーをいくら倒してもまた新しいのが出てくるという設定も、すっきりしない原因の一つです。

悪役の恐ろしさをどのように演出するかというテクニックはいろいろありますが、旧アクロイヤーのように巨大化する方がよかったように思います。
ニューミクロマン1年目のカタログには「巨大化するアクロイヤー」という写真も載っていたことですし。

それが人目を忍んでプラモ爆弾を作るという、偽札作りにも似た貧弱な作戦にはがっかりです。
第一、いくらガンプラブームだからと言っても、プラモが好きでない子どもだってたくさんいたはずだし、こんな作戦で子どもがいなくなるわけありません。
プラモ爆弾という架空の事件は、プラモに熱中するのは危険だぞという、お説教じみたことを暗示しているように感じ、プラモ少年としては面白くありません。
ブームにあやかるなら、もっと別の方法があったはずです。
例えば、タッチンがプラモの改造得意だったおかげで、アーマードスーツがたちまちパワーアップするとか、モビルスーツとの類推で簡単に扱い方を覚えてしまうとか。

このアーマードスーツが今回は大活躍でしたね。
扉絵もタッチンとケンジがアーマードスーツを着て戦う姿になっています。
タッチンはダブルギャノン、ケンジはギャラクスナイパーに搭乗していました。
アーマードスーツは劇中に7機出てきます。
おもちゃとは違って関節の可動域が著しく改善され、大腿と脛の間に動力パイプがついているなど、ディテールアップを施してかっこよく描かれています。

ここでミクロマンの体の描き方について批評します。
ボディのモールドは細かく、逆に腰と手足はデフォルメして人間らしい関節で描かれています。
しかしケンジの腰パーツのバックルをなくしてブリーフのように描くのはどうかと思います。
アロムの肩関節を滑らかに描くと裸に見えてしまいます。
エイジのメッキパーツは縦に長すぎて、ファスナーのついたジャージみたいです。
手首も関節を滑らかに描いていますが、森藤先生の長袖の袖口のような描き方の方が実物らしくてよかったのではないでしょうか。

ともかく、連載2回目でミクロマンの活躍をちゃんと見せることができました。
次回からニューミクロマンの世界がさらに広がりを見せることになります。
 


不完全性の公開 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月 4日(火)01時03分36秒
  誌面の画像を公開すると出版社に迷惑がかかるのでできませんが、
テキストだけで喜んでもらえてよかったです。
ミクロマンの漫画そのものが不完全ですので、
世界観を広げる作業の担い手がもっと必要だと思います。
ストーリーリンクに関わった人達の再登場が待たれます。
 

臨場感 投稿者:MC-7  投稿日:2012年12月 3日(月)00時48分38秒
  いやあ。
ニューミクロの世界観。
自分の中でものすごく広がってきました。
たったこの2回の内容ですら、こうですも。
物語って「力」あるなあ。
あのカタログのキャラデータ等がイキイキしてきます。

自分もこういった、世界観を広げられる側に居たいなあという
思いが益々増してきます。

当時、皆バラバラに物語っていたものを
ストーリーリンクで合わせていった方々の気持ちが
今更ながら理解できる気がいたします。

んー楽しいです。
博士。情報公開ありがとうございます。
 

昭和57年8月号のあらすじ 投稿者:てって博士  投稿日:2012年12月 2日(日)06時18分14秒
  タッチンは友だちの家に改造プラモを持って集まった。胸ポケットにはケンジも。
達也がトイレに発った時、プラモデルが爆発して4人の友だちが犠牲になった。達也も傷を負う。
生き残った達也の帰り道を、アクロイヤーの操る自動車が襲いかかるが、
ケンジのキックがアクロサタンに命中。
「おれひとりを倒したってわれわれの計画はどんどんすすんでいるんだぜ…」
と捨て台詞を残してアクロサタンは蒸発。

白バイが暴走トラックの運転席に近づいたが人は乗っておらず、
トラックは白バイを転倒させて逃走。
ハンドルを握るアクロブルーや隣のアクロサタンは、小さくて目に入らなかったようだ。
しかし、荷台の下にはカムイが取りついて、アクロイヤーの声を聴いていた。
爆弾入りのプラモをばらまけば子どもたちはみんな死んでしまい、
人類は滅びてしまうだろうという。

達也の家では、アロムがカムイからの連絡を受けていた。
アクロイヤーの隠れを見つけたらしい。
タッチン「友だちを殺したアクロイヤーをゆるせない。ぼくにもアクロイヤーをたおすのを手伝わせてくれ」
エイジ「…………わかった」
クレオ「このミクロバンドをあげよう」
それを右手首にはめると、達也がミクロ化した。
ミクロマン達はアーマードスーツを着て飛び立った。

プラモ倉庫の屋根をぶち抜いて突然現れたミクロマンに驚くアクロイヤー。
プラモ爆弾をいっせいに爆発させるが、アーマードスーツはびくともしなかった。
逆にアーマードミサイルでアクロイヤーは吹き飛ばされてしまう。
火をふく達也のアーマードガン。
達也はついに友だちの仇を討った。
 

池原版ミクロマンのいいところ 投稿者:てって博士  投稿日:2012年11月23日(金)20時24分17秒
  小学一年生掲載の「それいけ!カッチン」が、池原しげと(しげとし)作品との私の初めての出会いでした。
テレマガの「ザ☆ウルトラマン」や「ウルトラマン80」でもなじみがあります。
池原先生は手塚プロ仕込みだけに、登場人物の表情がとても豊かだと思います。
少女漫画も描いていましたので、主役の女の子がかわいいところも気に入っています。
ただし、ミクロマンには女の子が全くと言っていいほど出てこないんですけどね。

主人公の達也くんに好感を覚える点はいくつもあります。
プラモ作りに非常に熱心で作品をいっぱい飾っている所は、当時の少年たちの共感を超え、尊敬の域に入ると思います。
また、アクロイヤーからケンジを守ろうと生身のまま戦う行動はとても勇気があると思います。
そして家族や仲間にはとても明るく素直で、達也くんを取り巻く人たちは、彼の人柄によって自然と和やかな気持ちになりそうな気がします。

コロナの台詞「かってな行動はゆるさんぞ」および
「アクロイヤーから地球を守るにはチームワークがだいじだ!!力をあわせてがんばろう」
から読み取れる、作者の一番伝えたかったことは「チームワーク」かもしれません。
しかしどうしてそれが大事なのかということはさっぱりわかりません。
むしろ、第1話で特に輝いて見えるのは達也くんの「素直さ」です。
コズミックファイターを手に入れ、ケンジに出会い、すぐにミクロマンと友情で結ばれるようになったのも、彼のその人柄のおかげだと思います。
タッチンの人となりを見せてもらえただけで、第1話は十分に価値があると言えるでしょう。
 

そう考えると 投稿者:MC-7  投稿日:2012年11月22日(木)23時02分11秒
  森藤先生のミクロマンって
玩具企画だったにもかかわらずページ数もらえてたんですね。
あれだけあれば、玩具も総出演できて内容にも割ける訳か。

ただ、博士のつっこみは確かに。
本当に伝えたい事が伝わっていない点で作家としてはダメダメかも。
しかし、そこはミクロマン好きの我々。
いいよう?に理解してあげたいです。
しかし、ケンジを選択したのは一番幼い(弟チック)だったからなんでしょうか?
お父さんも、確かに、公の立場からアクロイヤーへのアプローチなど・・・
あったでしょうね。
このお父さん。吾郎君のお父さんみたいに
忘れ物のスパイマジシャンを子供に使わせてOKみたいな感じでは?
少し違うな。模型と思ってしまっては、
これがこの事故に関わっていたとは夢にも思わなかったってとこですか。
いやいや。警官なら落し物として保管・・・フォローできない・・・かも。

いずれにしろ「たかし君」以外にも戦っていた子供が居た。
という点につきます。
あちこちでいろいろな人が活躍していた。
それが嬉しいです。
 

第1話つっこみ 投稿者:てって博士  投稿日:2012年11月21日(水)01時28分43秒
  実はきちんとしていないところがかなりあるのです。

冒頭の追跡劇で乗用車が巻き込まれた事故の責任は、ミクロマンとアクロイヤーのどちらにあるのかはっきりさせてほしかったです。
ここで表現するのはアクロイヤーの残虐性なのか、ケンジの未熟さなのかということです。
もっと詳しく描写するなら、アクロイヤーがコズミックファイターの追跡をかわすため、
たまたま目に入った車を突き抜けて爆破し、コズミックファイターを巻き込んだという状況が想像されます。
しかしなぜケンジにとどめを刺さなかったのかという疑問は残ります。

白バイ隊員の父さんからコズミックファイターを受け取るくだり
「きょう交通事故があってな、そのそばに落ちてたんだ。
でもへんな事故だったなあ。なんの原因か車が爆発したんだからな……」
そんな重要な遺留品をよく調べもせず勝手にもらっていいんでしょうか!
かなりお人好しで細かいことは気にしない性格なのも、都合よすぎます。
そして父さんの出番はこれっきりでした。
警察官という設定をもっと生かしてほしかったです。

ケンジのいるコックピットを開けてやったら「ありがとう」って、
すごく簡単そうなことなんですけど。
閉じ込められていたというより、怪我で動けなかっただけでは?
しかも動けなかった割には、達也を突き飛ばせるなんて変でしょう。

「みんな紹介するよ。ぼくを助けてくれた達也くんだ」
に対して、普通はお礼を言ったり、自己紹介したりするでしょう。
それがいきなり叱責だなんて、そりゃ達也も「この人たち何?」って感じますよ。
達也の青ざめた顔のアップ、とてもミクロマンの活躍を描く漫画の最後のコマとは思えません。
端折りすぎです。
10ページという制約があったとしても、もう少し何とかならなかったのでしょうか。
 

これは・・・。 投稿者:MC-7  投稿日:2012年11月19日(月)21時12分45秒
  とってもキチンとしたマンガだったんですね。
ちょっと、いや、かなり驚きです。
これは、是非何らかの方法で報告すべきですね。

一般には(私だけか)知られていないような気がします。
と言うより、「どうせ大した内容ではない物なんでしょ!」
とか思ってました。知る必要性を感じさせない物扱いでした。
とっても申し訳なかったと反省しきりです。

正直、内容の薄さでは、森藤版の「たかし君」のニューミクロマンや
雑誌名は記憶があいまい(確か冒険王)ですが、
フードマンの時期にM-111タイプの「ボブ」と言うキャラが出ていたものみたいに
内容も単発で短く、連続性に欠けるというような。

次回の発表が待ち遠しいです。
よろしくお願いします。
 

第1回扉絵 投稿者:てって博士  投稿日:2012年11月18日(日)07時16分40秒
  扉絵は、異次元宇宙を背景に、10人のミクロマンが奥から走ってきます。
よく1年目のカタログ表紙に書いてあったイラストと同じ構図です。
ただし、カタログではオルガがセンターだったのに対し、
こちらはケンジが大きく描かれ、ミクロマン側の主役であることを感じさせます。
アロムは中央から3人目にいます。ガンダムのアムロによく似た髪型です。

池原先生はミクロマンの性格設定を丁寧に扱っています。
ケンジは、設定どおり少年として描いています。
実物の玩具は、反対に一番の老け顔だと思いますが。

池原先生は体格や身長も描き分けています。
カムイは華奢な美少年、ウイリは格闘技の選手のようないかつい体です。
コロナ、エイジ、アロムは背が高く、大人であることを表しています。
アロムのギョロ目は宇宙戦艦ヤマトの真田さんを連想させ、いかにも技師といった感じです。
デルタブレストです。

扉絵でエイジとクレオがケンジに目線を送っているところに、温かさを感じます。
 

第1回の内容 投稿者:てって博士  投稿日:2012年11月17日(土)23時11分24秒
  町の上空を高速で飛び回る2つの影。
追いかけあうようにしながらその1つが乗用車に突っ込んで、乗用車は大破。
程なく白バイが駆けつけたところ、SF飛行機のプラモデルが落ちていた…。

主人公は達也(たつや、タッチン)という、プラモづくりが大好きな少年。
恰幅のいい母さんと交通機動隊の父さんとの3人暮らし。
その父親が、拾ったプラモをお土産に持ち帰った。
それはミクロマンのコズミックファイターだった。
すごいプラモだと思って眺めていると、頭の中で声がする。
コックピットの中のミクロマンが助けを呼ぶテレパシーだった。

ケガをしたのはケンジという若いミクロマンだった。
ケンジは達也にミクロアースとアクロイヤーの話をする。
達也がケンジをかくまうことに決めた時、危険を察知したケンジが残る力を振り絞って達也を突き飛ばすや、傍らのゴミ箱が爆発。
棚の上を見ると、1体のアクロサタンが武器を構えていた。
達也はケンジを守ろうとするが、アクロサタンの攻撃に観念を決める。
そこへ仲間のミクロマン達が現れ、銃でアクロサタンを仕留めた。

ケンジは仲間に達也を紹介するが、コロナは弟ケンジの勝手な行動を厳しくとがめた。
達也は、その異様なやり取りを見て言葉を失うのであった。
 

昭和57年7月号の背景 投稿者:てって博士  投稿日:2012年11月17日(土)23時04分28秒
  冒険王で池原版ミクロマンの連載が始まった頃は、ニューミクロマンも既に2年目の半ばにさしかかっていました。
どうして今更という感じもありましたが、テレビマガジン増刊で森藤版ミクロマンが不定期ながら始まった時も2年近くが過ぎていたのを思えば、遅いとは言えません。
満を持しての連載であったため、商品点数が充実している中での展開ができました。

しかしながら、多くの商品群の中にはその活躍を描ききれなかったものも少なくありません。
例えば、1年目からの連載であったなら、強化スーツ1・2・3が重要な働きをしたはずです。
しかしこの時は新型のアーマードスーツが発売されていたため、旧式では間に合わなくなっていました。
3種の強化スーツの個性を生かした活躍が漫画で見られなかったのは残念でした。

また、せっかく漫画に出てきたのにもう発売していなかったものも多いです。カプセル版ミクロマンもニューアクロイヤーも既に入手困難でした。

冒険王での連載開始は、この時期盛んになってきたニューミクロマンのメディアミックス展開の一つと言えます。
ほかには、カバヤのミクロマンガムがプラモデル入りで発売されました。
ミクロマンキャラメルもそうかもしれません。
ガンプラブームを受けたミクロマン改造計画の展開もこの頃です。

ミクロマンの情報をテレビマガジンに頼っていた私には、連載開始のことは全く知りませんでした。
もし知っていたらきっと買っていたと思います。
 

それは楽しみ 投稿者:21世紀鉄仮面  投稿日:2012年11月12日(月)23時12分23秒
  資料揃えるの大変だったでしょう。

楽しみにしていますよ。
 

冒険王版ニューミクロマンを語る(予告) 投稿者:てって博士  投稿日:2012年11月12日(月)00時47分35秒
  そうなんです。冒険王のミクロマン掲載号が全部揃ったんです。
間もなくαH研究所設立10周年ということもあり、これを記念して全話の解説や評論めいたことでも書いてみようと思います。
研究所の新コンテンツではなく、とりあえずαH学会の記事として土曜の深夜を目途に定期的に上げる予定です。
池原しげと先生の連載第1回から始めます。
制約がある中で様々な設定を描写しようと苦心されたことを読み取り、
当時の少年達を取り巻く状況などを交えて、
作品の再評価につなげたいと思っています。
 

資料確保 投稿者:MC-7  投稿日:2012年11月11日(日)23時04分49秒
  資料全種確保おめでとうございます。

いずれ、新たな報告があると期待しております。
10年になるんですね。
matsumotoさんのサイトが懐かしいです。
昨日のようですよ。
 

もうすぐ10周年 投稿者:てって博士  投稿日:2012年11月 9日(金)21時55分1秒
  こんなに増えたアクセス数は皆さんの支えの表れですが、
来月の15日で研究所設立10周年を迎えることになるのも
ありがたいことだと思っています。
 

すごいなあ。 投稿者:MC-7  投稿日:2012年11月 8日(木)21時30分54秒
  5万5千ってすごいですよね。

私のとこも皆さんの声援のおかげで
もう少しで1万ですよ。(半分は自分のような・・・)
ありがたい事です。

αH7研も応援してます。
がんばって続けていきましょう。

 

55557 投稿者:てって博士  投稿日:2012年11月 2日(金)22時31分47秒
  5が5桁並んだカウンターを踏み損ねました。

小学校5年生だった昭和55年5月5日の午後5:55、
デジタル時計を見ていたことのある自分には、どうでもいいことですけどね。
 

素晴らしい 投稿者:21世紀鉄仮面  投稿日:2012年10月17日(水)21時12分47秒
  やはり写真は説得力が有りますね。

なんか物欲がメラメラして来ました。

コレクター道に 精進 精進 です。
 

どうぞどうぞ。 投稿者:MC-7  投稿日:2012年10月16日(火)00時54分56秒
  てって博士。私なんか「ナイトニウムコーティング」って
言っていただけただけで幸せな気分になってます。はう〜。

で「確かめてから・・・」それは博士にお任せ致します。
博士の納得のいくようお使いください。
まだまだ、こちらで扱えるまでには時間掛りそうですし。(はは)
 

M-141ヘンリーナイトニウムコーティング 投稿者:てって博士  投稿日:2012年10月13日(土)21時57分56秒
  MC-7さんから、珍しいメッキ版ヘンリーのカプセル画像を提供していただきました。
どうもありがとうございました。
STマークもはがれていなくて、いい状態のカプセルだと思いました。
ほかにもいくつか見せてもらいましたが、公開するのは少し確かめてからにします。
 

白部ダム 投稿者:てって博士  投稿日:2012年 9月 9日(日)01時48分47秒
  暗黒さんの言う通り、白部ダムのモデルは黒部ダムに間違いないと思います。
なんだか急に黒部ダムを見にいきたくなりました。
やっぱり森藤先生の絵のように、放水している時を狙って行くべきでしょうね。
あの回に出てくるものは何でも白部がつきました。
白部村、白部バス、白部とうげ、白部山、白部農協、白部市、白部信用金庫、白部テレビ…
この調子でアイちゃんの苗字も白部にするのは安易すぎますね。
片貝大三博士も白部村出身のようで、白部村には白部という苗字しかないなんてことはなさそうです。
普通に様々な苗字の住人がいるわけで、富山アイコも有りです。
が、彼女についてははっきりさせない方がいいです。
なぜなら、アイコだから。
白黒つけない「おアイコ」で丸く収まることもありますよ。
 

どっちもぼくにとってたいせつな友だちだ 投稿者:暗黒双殺剣  投稿日:2012年 9月 7日(金)10時55分1秒
  てことであキラ君も・・・。
他の男の子達は・・・それよりもアイコちゃんのほうが(ハイハイ)
ゆめちゃん肺炎なおって良かったです(安堵)
 

ああっ。 投稿者:MC-7  投稿日:2012年 9月 2日(日)21時44分4秒
  まだだよ。確認のつもりで投稿を・・・

マシーンZああ開くんだ。かっこいいなあ。
こういう写真見ると動きが想像で来ていいですよねえ。挿絵的で。
あきら君も有るんでしたっけ?えへっえへっ。
ついでにきよし君、吾郎君、ロバーツも見たいなーあー。
 

ああ〜っ。 投稿者:MC-7  投稿日:2012年 9月 2日(日)21時37分9秒
  暗黒さん。ごーめん。
富山アイコ。ロボット系は脳波型パイロットシステムだから大丈夫!参戦しましょ。(汗)
セスナ・・・ゆめちゃん肺炎(ええー)治って参戦ですな。(肺炎も怖いんだから)

そう!みんな戦ってたんですよ。
タイタンは呼ばれるまできよし君と。
吾郎君はんんー・・・バス・ベースで通信員 兼 店員として。
ヤング・ロバーツはフードマンに教育・訓練を受け。科学者 兼 戦士として
そして、当時の妄想よりもどんどん膨らんで・・・
誰か、マンガにして。(おまえがな!)(無理!)
 

ありがとうございます。 投稿者:MC-7  投稿日:2012年 9月 2日(日)21時18分55秒
  博士も御明答と、言いたいところですが
あきら君については「片貝博士」の名前が決定していたのであろう事から
「片貝」は特に考えてはなかったです。
買い被り過ぎです。(汗)

しかし調べてみると有るんですね。片貝海岸(現 九十九里)
片貝宅は横浜とか三浦半島辺りの神奈川では?と思ってました。
マンガで「東京にちかい海辺の町」とか「城ケ島に釣り」とか
でも「墨田区をチャリで走ってたり」引越ししまくり?

それ以外の推察 ビンゴでございます。
きよし君ちにはタイタンの基地は有るし
吾郎君ちのバスにはスパイマジシャンの基地もあるし
みどりちゃんは直で参戦済み。
ロバーツ君はビルド計画に参加。父ちゃんの恨みから参戦。とか・・・

他の子は参戦させるのが、申し訳なかったんで止めました。
アイコちゃんは幸せに。(戦闘に巻き込みたくない)
洋次君は戦闘向きじゃないし。(マザコン)
まさる君は遠距離だし。(マイクロノーツへ参戦した方が)
タクヤ君は気付いてないからパス。
ゆめちゃん(命名:MC-7)(アイリーンが注射)は病気だし。
で、関係者の中から有望な5人となりました。

ニュートはよくぞ気付いて下さいました。
「Y」は当時悩んでロバーツの若い方で「ヤング」安直ですね。
 

セスナから落ちちゃう少女の名は・・・ 投稿者:暗黒双殺剣  投稿日:2012年 9月 2日(日)20時30分41秒
  なるほど、わからなければ考えればいいんですね。
宮崎美登里に上野みどり・・・決めきれない!(笑)
それまでの登場人物が最終決戦に集まる、というのは燃えるシュチュエーションですねぇ。
きっとそれまでもそれぞれがアチコチで戦っていたにちがいありません。
というわけで白部村のアイちゃんも・・・多分黒部ダムなんでしょうねあのダムは。
なので”富山アイコ”でしょうか。
 

5人の少年少女 投稿者:てって博士  投稿日:2012年 9月 1日(土)23時46分47秒
  いい、いいですよMC-7さん。
地名からってことは、片貝博士の家は千葉県の片貝海岸にあったことにしたんですね。
素敵な所だと思います。

きよしの家は川田化学工場だからこれでよし。
「もちろんぼくたちは友だちだもの」と言っていたのに、
それっきり出てこないのが昔から気になっていました。
ちゃんと仲良くさせてくれて嬉しいです。

吾郎くんも「やるぞぼくもきょうからミクロマンのなかまだもの」
と言っていたわけですから、協力してもらわなくちゃ。
城ケ島の住人には城ケ島姓が多いのかもしれませんね。

みどりちゃんは初登場から2回続けて舞台となった上野公園からの命名ですね。
この名前はすんなり受け入れられそうな気がします。

NYが舞台の回に登場したからN.Y.ロバーツですな。
姓ではなく名をあてる方ですが、
ニュートはニュートロンの研究に打ち込んだロバーツ博士がつけそうな名前だと思います。
女子1名、アメリカ人1名を含む5人組とは、いかにもテレビに出てきそうなチーム構成です。
さすがに洋次くんやまさるまで納まりきりませんよね。
 

あっ!ロバーツだった。 投稿者:MC-7  投稿日:2012年 9月 1日(土)03時11分16秒
  ロバートじゃない。
ロバーツ博士の息子です。
 

みどりちゃん 投稿者:MC-7  投稿日:2012年 9月 1日(土)02時06分50秒
  GUNJIJI博士おめでとうございました。
ご健勝お祈り申し上げます。

さて、みどりちゃんの苗字ですね。
むかーし昔の私の妄想創作での話・・・。

デスキング最終戦に参加した5人の少年少女達が居ました。

1982年
片貝あきら(14)(ロボットマンGF パイロット)
川田きよし(13)(ミクロロボット1改 パイロット)
城ケ島吾郎(15)(ミクロロボット2改 パイロット)
上野みどり(14)(マシーンZ パイロット)
N・Y・ロバーツ(9)(ニュート・ヤング・ロバート)(パンチロボ)

彼らはデスキングハレー彗星に特攻。
消息を絶つ。地球を守った英雄となる。
12000年後。
別の星系に移住した人類は英雄たちの帰還予定宙域(元太陽系)に
出迎えに来ていた。ワープアウトした英雄たちを待ち構えていたのは
ミクロ星人と共存していた我々人類だけではなかった。
アーデン星人と手を結んだアクロイヤー軍団。
ここにミクロ人類とアーデン・アクロイヤー族との壮絶な戦いが再開するのであった。

こんな話を考えてました。
12000年後など・・・トップをねらえの影響がほとんどですね。
今なら、ミクロロボット改(搭乗型)やパンチロボは使わずに
ロボットマンGF人類搭乗型を複数機とかにしてますね。
あきらはロボットマン2に、みどりはマシーンZですね。

それはさておき、「オレ設定」です。
彼らの苗字は見てわかる通り「地名」です。(年齢も結構本気な仮説です。)

たしか、件の「L」ってのは「Large」の「L」でなかったでしたっけ?
(マグパ設定はさっぱりですみません。)
マグパにみどりちゃんっぽい人が・・・そうだったんだ。
 

宮崎みどり 投稿者:てって博士  投稿日:2012年 8月31日(金)22時42分44秒
  いつもいい話題を提供してくださいますね、暗黒さん。
みどりちゃんの苗字?って、そんな話題ありましたね。
Lと呼ばれる日本人女性と聞いてすぐ思い浮かぶのは、
「The・かぼちゃワイン」のヒロイン、Lこと朝丘夏美のことです。
当時、思春期にさしかかっていた自分にはとても恥ずかしくて見られないアニメでしたが、
ミクロマン研究のためにしぶとくテレビマガジンを購読していたのでなじんでいます。
それじゃ、「朝丘みどり」というのかな?でもちょっと待ちましょう。
Wikipediaによれば、作者の三浦みつるがLのモデルにしたのが、
「いまのきみはピカピカに光って」で有名なCMに出ていた宮崎美子さんだそうですね。
秘書LもかぼちゃワインLも宮崎美子さんもボインが要です。
宮崎の姓にみどりをつけると、1980年代にNHKニュースセンター9時に出ていた
美人キャスターの草分け、宮崎緑さんになります。
松本久志先生に聞くのが早いかもしれませんが、もう少し知的冒険を楽しむことにして、
僭越ながら松本先生の頭の中を想像させていただきます。
みどりという名前の女性と言えば宮崎緑もすぐに思い浮かんだのでは?
ただし、字は変えて「宮崎美登里」ちゃんあたりが当てはまるかと。
「美」がつく→宮崎美子→L(朝丘夏美)という連想です。
風が吹くと桶屋が儲かる的に長くて無理矢理な連想ですが、
登場する魅力的な女性達が、みどりちゃんのイメージを広げてくれるのではないかと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/The%E3%83%BB%E3%81%8B%E3%81%BC%E3%81%A1%E3%82%83%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3

 

遅まきながらおめでとうございます! 投稿者:暗黒双殺剣  投稿日:2012年 8月31日(金)12時30分25秒
  お元気でしょうかGUNJIJI博士。
夢がエネルギーで動いていらっしゃるとの事だった(?)ので心配御無用ですかね、夢は無限ですから。

さてMIXIで「みどりちゃんの苗字って?」との話題があったのですが・・・ご存知の方いらっしゃいますか?
漫画版マグネパワーズに出ていたプロフェッサーK(片貝あきら博士)の傍らにいた秘書Lがみどりちゃんなのかな、とか妄想していましたが”L”って・・・Lで始まる苗字?!とかなんとか・・・
 

今年の8月24日 投稿者:てって博士  投稿日:2012年 8月25日(土)09時51分39秒
  昨日になりますが、ミクロマンの生みの親GUNJIJI博士の誕生日でした。
おめでとうございます。
そして今年の場合、伝統的七夕にあたりました。
昨日の半月(七日の月)は小舟となり、無事に天の川を渡っていきました。
新暦の7月7日は雨で全然ダメでしたが、
昨夜お星さまにした願い事はきっと叶うと思います。
みなさんにいいことありますように。
 

いまだ!!コンビネーションアタック 投稿者:てって博士  投稿日:2012年 8月16日(木)21時26分13秒
  コミックスの表紙を意識して色付けされたと思しきアクロイヤーの姿は、炎に照らされたように不気味に浮かんでいます。
超高速を誇るジムカと合体し、2体の巨大な敵に突っ込むジュピタス、タイロス、ファイアスの後ろ姿には、見る者がつい自分を投影してしまうのではないでしょうか。

最新鋭の装備と鍛え抜かれた能力をもって倒さんとする相手は、
古典の中の存在となりつつあるとはいえ、
どうしてアイツらはかくも尊大に立ちはだかるのか?
小さな胸は、膨らむ恐怖心で破裂寸前。
それでも勇気を振り絞り、作戦通りの大特攻。

CGならではの大活劇、いや、ガレージキットを使えば再現可能かしら?
 

この前の記事

研究報告研究報告へ