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 Ver.3.3 熱収縮チューブを本格導入

 5mmジョイント凸の耐久性を向上させるため、電気絶縁用の熱収縮チューブを使ってみたところ、かなり効果があることがわかりました。欠点の多いポリ製5mmジョイントに代わって、本格的に採用することにしました。透明で、太さ6mmのもの(5mm用)がピッタリです。長さは1mで、必要なだけ切り取って使います。

上のようにろうそくやライターの火を近づけて熱すると、やわらかく細くなって、覆ったものに密着します。 熱収縮チューブを採用した丸棒でできた部品。
熱収縮チューブの厚みの分だけ、中の丸めた紙は細くなるように設計しなおしました。
今まで銀色にしようとして上手くいかなかった部分も、メタルラベルが熱収縮チューブで保護されるので強度と美しさが両立しています。

製作失敗例
左は炎を近づけすぎてすすがついたもの。
中央は両面テープの種類を変えたため太くなり過ぎたもの。
右は温度が高すぎて燃え出したもの。

前輪の、段になったところもまとめて熱収縮チューブで包んでみました。強度も向上し、非常に効果的でした。
両面テープにもいろいろあります
強力タイプの両面テープを今回初めて使ってみました。木工用ボンドで固定していた部分を強力両面テープにすると、汚れにくくて工作が簡単になりました。しかし力がかかる場所など、やはり木工用ボンドを使った方がいいこともあるようです。両面テープを巻き込んで作る丸棒だけは、若干厚めの強力タイプに合わせて設計変更が必要になるので、今回は普通タイプで組み立てました。
熱収縮チューブのお陰で、肩のジョイントのつけはずしがとてもスムーズになり、合体遊びが楽しく感じられます。


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