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 Ver.3.4 黄色の濃さを調整

これまでの黄色い用紙そのままのペーパークラフトでは実物より少し色が薄いようなので、なるべく本物に近くなるように印刷することにしました。
まず、黄色の彩美カードに色見本パターンをプリントして、実物と比較します。しかし透明感の異なる素材同士では、光の当たり方によってかなり印象が変わり、本物と同じ色を見つけるのは思ったより難しかったです。
そして、最も本物に近くなると思われる色で彩美カードの裏表とも塗りつぶしてしまいます。あとはこの用紙を使っていつものように製作していきます。
今回、シート横の5ミリジョイント穴に厚みを持たせる方法に設計変更を行いました。四辺を紙で垂直に取り囲む方式です。これなら何度つけはずしを繰り返しても穴が緩みにくくなります。この部分の仕組みはこれまで紙以外の素材も含め5通り以上試しましたが、やっと納得のいくものができました。
それから、フロントジョイントの5ミリ穴周辺に、のりしろの厚みで歪みが生じていた問題を解消しました。左は旧バージョン。
たまたま木工用ボンドが切れていたのでセメダインCを使ってみたところ、かなり気に入りました。その特性を確かめるため、両面テープもなるべく使わないで組み立てました。両面テープではぐにゃぐにゃしてしまう部分も、セメダインCならパリッと固まり、充分な強度が得られます。仕上がりの美しさもかなり高いと感じました。
奥がオリジナルのブルドーザーセット。
左は旧バージョンで、黄色というよりレモン色です。
今回は初め右のを作ったのですが、実際に組み立ててみると思ったより赤っぽくなってしまいました。
そして作り直したのが手前の作品です。今までで一番オリジナルに近いペーパークラフトが完成しました。でも写真で見るとまだ少し濃すぎたような気がします。

オリジナルブルドーザーセットとペーパークラフトのツーショット。どっちが本物かわかりますか?
よく見れば違うところもありますが、これ以上の改良は組み立てを際限なく難しくしてしまう恐れがありますので、今回のVer.3.4を決定版にするつもりです。
ちなみにオリジナルの方のロボットマンとミクロマンは旧製品、ペーパークラフトと合体したロボットマンとミクロマンは復刻版を使いました。
今後は、Ver.3.4の設計で得られた技術をフィードバックして、ハイパー・ドライブ・モードを強化する研究に取り組みたいと思います。


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