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続・スパイヘリペーパークラフト
 さらなる進化を遂げて、販売仕様が完成!

例によって、昔の箱と同じデザインで、解説書も作りました。
 使っている写真は、ローター軸の下ががちょっと長かった時のものです。発売する仕様と違いますがご勘弁を。
 ロゴマークはスキャンしたものではなく、ベクトルデータで作りました。その方が色々加工して使えますので。

 まず、軸受けにWAVEのポリパーツを使ってみました。円筒部を残して出っ張りは全部切り落とし、白いシールを貼りました。
 紙を厚く巻いただけのものより回転が滑らかになり、長持ちするようになりました。

 次は軸受けにボールベアリングを使ってみました。これいいです。回転がなかなか止まりません。取り付けはセメダインCでOK!
 総重量は、ポリパーツの時が22g、ベアリングの時は23gと、大差ありません。お値段は2個で300円程しますが、重要な部品ですから正式に採用することにしました。

 発射台の試作あれこれ。
 初めはバルサで作っていたのですが、ペーパークラフトキットにするなら、本体と同じくケント紙にするべきだと考えました。

 発射時にローターの回転につられて本体が回るのを防ぐものが必要なのですが、復刻版ミクロマンのスタンドも使ってみました。結局この部分はケント紙で作ることにしました。細かいドットパターンで印刷したので、モアレが出ていますね。

 薄い箱状に作ったものはベコベコして使い物になりませんでした。なるべく単純な構造で強度を持たせられないかと考えて取り入れたのが、写真のようなトラス構造です。しかしこれは思ったより設計が難しく、計算上はピッタリでも、厚みのある紙を折り曲げて組み立てると寸法が全然合わないといったことに隋分泣かされましたが、何とか完成しました。





 グリップの上に箱を載せる感じにしようとして、取り付けに苦労していたのですが、奥まで突っ込めばいいことに気付きました。この方が造りも簡単で済むし、がたつきません。ローター軸を短くできるのもメリットです。天板をグリップにビスどめしてしまってもいいでしょう。

 上面の色は濃いブルーに決定。昔のスパイヘリのグリップと同じ色です。カラーコピーしたシールをセンスよく配するとこうなります。

 デコパージュを使ってグリップを固定する台を作れば、ディスプレイにとても便利です。

 ローター軸の溝は、コの字型よりもU字型の方が折れにくいことに気付きました。強い力のかかる部分なので、少しでも丈夫に作った方がいいです。キットには、ドリルと金鋸とヤスリで一本一本加工したアルミパイプを付けておきます。  

 竹ひごをはずせばスペースコプターのプロペラを飛ばすこともできます。はずした竹ひごは、グリップの穴にさしておけばなくさないですみます。
 緑色の部分の竹ひごをさす穴は、キットの状態であけておきます。緑色の部分を少し切り、短くして使います。
 組み立て説明書です。ブルドーザーの倍の8ページもあります。今度はデジカメを多用しましたが、それでも大変でした。
 少し余白があったので、このサイトで書いているような昔のスパイヘリの解説なども載せてみました。

 これで量産体勢は整いました。いよいよワンダーフェスティバル2008[冬]で販売です。


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